2019年に発生した京都アニメーションの放火殺人事件から、きょう18日で4年を迎え、事件のあった京都市伏見区のスタジオ跡地では追悼式が行われた。ツイッターでも、事件への怒りや犠牲者への追悼の声が寄せられている。

■36名が犠牲、32人が重軽傷

京都アニメーションは、85年に設立。『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』、『Free!』、『響け!ユーフォニアム』、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』など数多くの作品を発表。アニメーションの作画品質の高さが国内外で人気を集め、日本のアニメ文化の方向性を決定づけたとも言われている。

しかし2019年7月18日、京都市伏見区の同社第1スタジオで放火による火災が発生し、建物が全焼。国内の放火事件としては平成以降最悪となる死者36名を出し、32人が重軽傷を負う大惨事となった。