テクノロジーと科学に基づく呼吸法で瞑想、雑念をシャットアウト

また、Brethがあれば瞑想も簡単に行える。Forest(Zen)とOasis(Zen)を含む3種の「エクスペリエンスモード」では、サウンドスケープとバイブレーションがシンクロし、体の芯から意識まで癒やしてくれて、より深いレベルの安らぎを実感できるそうだ。雑念をはらおうと無理に頑張らなくても、正しい呼吸法と瞑想の効果を得ることができるだろう。

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一日中身に付けていられる軽量設計と、目立たないデザインもうれしい。リラクゼーションを日常生活に取りこむことができ、職場や自宅、移動中でも必要に応じて穏やかな時間を楽しめる。黒か白のベースカラー2色×前面カラー7種で、色の組み合わせパターンは14種類。

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開発企業によると、Brethは科学的な根拠に基づき、テクノロジーの力で効果的な呼吸法に導くとしている。

同製品の科学的根拠とされる研究結果によると、リラックスした呼吸パターンを意図して模倣することで、身体の不随意機能を制御している神経系を落ち着かせることができるのだという。結果として血圧と心拍数の低下、血中のストレスホルモン濃度の低下、身体的エネルギーの増加、安らかな眠りといった効果につながるそうだ。

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開発は嚥下障害にフォーカスしたカナダ企業

Brethを開発したのはカナダのエドモントンにあるTrue Angleという企業。CEOを務めるJana Rieger氏らによって2017年に設立された。科学的裏付けのあるテクノロジーの創造に努め、人々を健康へと導くべく、データ主導型のバイオフィードバック技術を開発するのが使命と伝えている。

Rieger氏は臨床医、研究者、大学教授などを務めるなかで、嚥下障害がいかに生活の質を低下させ、食事の楽しみを奪うかを目の当たりしてきた。また国土が広大なカナダでは、医療機器にアクセスするために患者が毎日通院することに困難があることも。この問題を解決するために開発されたのが、表面筋電位(sEMG)技術搭載のデバイス&ソリューション「Mobili-T」だ。

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デバイスを下あごに接着すると、表皮に接着したセンサーが筋肉の動きを捕捉し視覚情報として表示する。患者はアプリ画面を見ながら嚥下運動のトレーニングを簡単に行えるというもの。デバイス本体はコンパクトで自宅でもどこでも使え、医師による遠隔診療も受けられる。

Mobili-Tのベースとなるセンシング技術と関連するソフトウェアソリューションは、さまざまな応用が可能であることから、同社はかねてより「Mobili-TはTrue Angleの始まりに過ぎない」としてきた。今回のBrethは、まさに同社の技術とノウハウが応用された製品と言える。
心身の健康と充足を助ける「Breth」の発売は、特定の疾患を持つ人のみならず、革新的なウェルネスソリューションを通じて世界中のすべての人々に力を与えるという。

単なるヘルステックカンパニーとしてではなく、ポッドキャストなどの支援活動を通じてイノベーター、ディスラプター、アーリーアダプターなど支援者コミュニティの構築にも努めるTrue Angle。今後も人々の潜在能力を最大限に引き出すことで、人生を楽しむ力を与えたいとしている。

引用元:
True Angle
IndieGoGo

(文・根岸志乃)