FW:マルセロ・ヒアン(サガン鳥栖)
サガン鳥栖はホームで鹿島アントラーズを破り、7試合ぶりとなる勝利を挙げた(4-2)。第2節の北海道コンサドーレ札幌戦以来となる複数得点で勝利した今節はFWマルセロ・ヒアンの活躍が光った。前半にPK失敗こそあったものの、前半終了間際にコーナーキックを頭で合わせて逆転ゴールをマーク。後半にも相手から上手く離れ、マイナスのクロスをダイレクトで合わせて追加点をもたらしチームに勝利を呼び込んだ。
FW:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
2連勝を狙うヴィッセル神戸は、第9節で湘南ベルマーレと対戦。終盤まで互いにスコアレスが続くゲーム展開となったが、後半アディショナルタイムにFW武藤嘉紀のゴールで勝ち点3をもぎ取った(1-0)。武藤はこの試合、後方まで戻っての守備対応など献身的な姿勢を随所に披露。ゲーム終了間際、途中投入されたFW大迫勇也の丁寧なラストパスをゴールへ流し込み先制点をもたらし劇的な勝利に貢献した。
FW:谷口海斗(アルビレックス新潟)
いずれも直近5試合で勝利のないアルビレックス新潟と京都サンガの対戦は、1-0と新潟が後半に挙げた1点を守り切り6試合ぶりとなる勝利を収めた。そんな貴重な先制点を挙げたのがFW谷口海斗だ。前半互いにゴールを割らせない拮抗したゲーム展開の中で迎えた後半、競り合いのこぼれ球を柔らかいトラップでコントロールすると、そのまま振り向きざまのボレーで先制点をマーク。鮮やかな一振りでチームに勝利をもたらした。