■ 光るアンテナ、端末より重たくなるストラップ……ユニークなガジェットの数々
アンテナと言えば、取り外しが可能であったことから、着信時などに先端が光るタイプのものが発売されていました。
また、特に中高生や若者世代中心に流行っていたのが、ストラップを盛って盛って盛りまくること。他者との差別化を図ることに皆が必死でした。
・ご当地ストラップをジャラジャラたくさんつけていました
・ぶっちゃけストラップが本体より重い
・着信したら、アンテナ先端が7色に光るヤツに変えてたw
・3段階くらい伸びるアンテナ使ってたなぁ
・ジャラジャラ……に混じる何らかの獣の尻尾……
その他にも、電波が入りやすくなるシール、キャラクターが浮かび上がる画面保護シート、アンテナマスコットなど、さまざまなガジェットが、販売されていたのも当時のあるある。パッケージに書かれた「対応機種」を必死に調べていたものです。
■ 着メロは自分で入力!本屋には着メロ本のコーナーも
機種によっては、着信音の設定・編集が行えましたが、楽曲のダウンロード、という概念がなかった90年代後半頃は、着信メロディは自作するものでした。しかし、楽曲を耳コピするのは至難の業。そんな時に頼りにしていたのが着メロ本です。
・着メロ自作機能で、近所のスーパーの店内BGMを耳コピで作った
・自作着信音のためのヒット曲入力ガイド本を買って必死に流行最前線気取ってましたスンマセン!
・着信音が3和音になった時の衝撃は凄かった!
・お葬式でお坊さんが読経してるときに突如「キユーピー3分クッキング」の自作メロディ流れて焦った思い出……
その後、16和音、40和音、64和音、128和音と性能が上がっていき、着うたも登場。自作からダウンロードに変遷していく中で、着メロ本もひっそりと姿を消していきました。今は端末のデフォルト音を使っている方が多いと思いますが、あのピコピコ音、ときどき無性に聞きたくなってしまいます。