■バットを作る流れを説明

山崎氏に杉谷氏は「プロの選手とお話する機会がなかったときに、どういった流れでバットを削っていくんですか?」と質問。

すると「プロの場合、バットを削るときって、必ず用具担当者が選手にいる。杉谷さんもいたんですよ、用具担当者が」と語る。

杉谷氏が「そうだ。ずっといました、近くに」と納得すると「用具担当者が直接1番近いところにいるので。選手が『こういう要望を言っている」ということを用具担当者が聞き取ってもらって、僕に発注書なりに書き込んでもらって、その内容でわからなかったら、僕からかけなおして、どういう形で進めるか、詰めていく」と山崎氏は流れを説明した。