ババ・ヴァンガの“2024年予言”が的中してしまうのか――。ヴァンガの予測では、イスラエルとハマスの紛争がさらにエスカレートし、より大きな対立を引き起こすシナリオが描かれているのだ。

■迫り来る第三次世界大戦の影

 1911年にブルガリアで生まれたババ・ヴァンガ(1911-1996)は、幼い頃のアクシデントで盲目になったことで超能力が開花し、先を見通す並外れた透視能力で知られるようになった。彼女はこれまでに5000件を超える予測を提供し、それらは驚くべき正確さで実現している。

 一方、16世紀フランスの占星術師、ミシェル・ノストラダムス(1503-1566)は四行詩形式の予言を数多く書き残し、「ノストラダムスの大予言」としてきわめて高い的中率を誇っている。

 この2人の大予言者の“2024年予言”は現在のイランとイスラエル、そして中国と台湾の間の緊張が高まる中、新たな恐ろしい意味合いを帯びてきた。どちらも第三次世界大戦の勃発の可能性について予言したと言われているのだ。

ババ・ヴァンガとノストラダムスがイランとイスラエルの紛争を予言!?第三次世界大戦勃発の可能性は…
(画像=「Mirror」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 英紙「Express」によると、ヴァンガはこの2024年にヨーロッパではテロリズムの増加が予想され、「主要国」が致死性の生物兵器を使用する可能性があるという。

 2023年10月7日にハマスがイスラエル南部を攻撃し、1200人の死者を出したことに端を発するイスラエルとハマスの紛争がさらにエスカレートし、イスラエルとイラン間の敵対関係の激化などより大きな対立を引き起こす可能性があるというシナリオが描かれていると伝えられている。その行き着く先は第三次世界大戦である。

 世界の指導者たちは、イランの新たな暴力行為が地域戦争、あるいは世界規模の戦争を引き起こさないことを願いながら、現在進行中の中東危機を神経質にウオッチしている。この4月14日未明のイランの大規模空爆に対するイスラエルの報復の可能性も懸念されている。

 イランによる自爆ドローン、弾道ミサイル、ロケット弾の攻撃のほとんどは迎撃されたといわれているが、SNSでは世界戦争への恐怖を綴る話題が一気に増えている。

 イランによる攻撃は、4月1日にイスラエルが行ったとされるシリア・ダマスカスのイラン総領事館への空爆に対する報復であった。その後もイランは、「まだ使用されていない兵器」を使用してイスラエルに対して「第2段階の対応の準備ができている」とアナウンスしている。この「まだ使用されていない兵器」とは生物兵器のことなのだろうか。

ババ・ヴァンガとノストラダムスがイランとイスラエルの紛争を予言!?第三次世界大戦勃発の可能性は…
(画像=画像は「Pixabay」より,『TOCANA』より 引用)