タイ人に人気がありながら、日本では情報が少なくまだまだ知名度が低いバーンラックタイ。標高1,800メートルの高原地帯、ミャンマーとの国境のすぐ近くにある小さな村は、不思議な魅力のある場所です。今回はチェンマイからメーホンソンを経由して1泊したバーンラックタイの見どころを紹介しましょう。
目次
バーンラックタイのへの行き方
バーンラックタイの魅力1 中国風の宿
バーンラックタイのへの行き方
バーンラックタイに行くためには、最初にメーホンソーンに行かなければなりません。メーホンソーンは北部タイの中心都市チェンマイからミニバスか夜行バスで6時間位かけて行きます。メーホンソーンからバーンラックタイへは車をチャーターしていく場合が多いですが、ソンテウ(乗り合いトラック)で行くこともできます。
バーンラックタイに行くソンテウの情報ははっきりしていない部分が多いのですが、私の経験で言えば、当初はメーホンソーンの市場のソンテウ乗り場前で、朝と昼の1日2便あると聞いていました。
しかし、朝に市場のソンテウ乗り場に行ってもバーンラックタイに行くソンテウはないと言われました。市場の人などに聞くと、お昼の12時頃に出るということだったので、再度出直しました。
少し余裕をもって11時ごろにソンテウ乗り場に行くと、ちょうどバーンラックタイ行きのソンテウが止まっていました。安心して乗り込みましたが、12時になる前に出発しました。もし12時にでたら間に合わなかったかもしれないと思うと運が良かったようです。後で聞けば本当は電話予約する必要があったようです。
ソンテウは1時間かけてバーンラックタイに向かって登っていきます、メーンホンソーンは海抜500メートル地点にありますが、バーンラックタイは海抜1,800メートルにあるため、一気に1,000メートルもの高さを猛スピードで上がっていきました。料金は片道ひとり150バーツ(600円相当)です。
曲がりくねった道に揺られながらソンテウが上がっていき、突然開けたところに出ると、中心に小さな池が見えて周りに中国風の建物が並んでいます。そこがバーンラックタイでした。宿の入り口まで案内してくれて翌日の朝の帰りを予約しました。
バーンラックタイの魅力1 中国風の宿
バーンラックタイは、北タイの奥地メーホンソーンのさらに奥にある小さな村で、ミャンマー国境と接している村ですが、歴史を調べると中国国民党の残党が中国から雲南省を経由して逃れてきた人たちが建設した村とのこと。
そのため、タイなのに中国に来たかのような建物、食文化が残っています。今回1泊する宿「MI WO Homestay」は新しくできた宿のようですが、中国風の建物です。
MI WO Homestayはチェックインをする受付と宿泊施設が少し離れていました。歩いて2・3分程度です。新しい宿なのでとてもきれいで生活感がありました。部屋はコテージのように分かれていたのでとても静かでした。
ベッドにはスワンをかたどったタオルが置いてあり、中国の宿に来たような錯覚を起こしました。テレビはあるのですが、まだできたばかりなのか、実際には使えませんでした。ただ、バーンラックタイには不要かもしれません。
なおMI WO Homestayは、朝食がついています。朝食については後で詳しく紹介しましょう。
MI WO Homestay
- 住所:48 3 Mok Cham Pae, Mueang Mae Hong Son District, Mae Hong Son 58000 タイ
- TEL:+66 80 709 6990