■「一万円以上の仕事」と称賛の声

気の遠くなるような努力を雄弁に物語るポストは、投稿から数日足らずで8,000件近くものリポストを記録するほど話題に。

他のXユーザーからは「ここまでバラバラなのも、それを戻したのもスゴい…」「もはやモザイクアート」「なんとも変わり果てた姿になって…」「確実に、一万円以上の仕事していると思う」「この執念は報われてほしい」など、驚きの声が多数寄せられていた。

なお、日本銀行公式サイトでは損傷現金の引き換えについて「券面の3分の2以上が残存するもの」であれば全額、「券面の5分の2以上3分の2未満が残存するもの」であれば半額の引き換えになると説明している。

また、今回のように銀行券の紙片が2つ以上あるケースは「各紙片が同一の銀行券の紙片である」と認められた場合、各紙片の面積を合計した面積をその券面の残存面積とし、前出の基準を適用するという。

あまりに奇妙な1万円、怖すぎる正体にゾッとしたが… その後の「神展開」に称賛相次ぐ
(画像=『Sirabee』より引用)

写真で見る限り、券面の3分の2以上は残存しているようなので、今回はバラバラになった紙幣の紙片が「同一の銀行券の紙片である」と判断されるか否かが、カギになってくると思われる。

そこで今回は、こうしたイレギュラーな事態の判断基準について「日本銀行」に詳しい話を聞いてみることに…。