人気コンパクトハイトワゴンのスズキ ソリオは、ワゴンRワイド/ワゴンR+(プラス)の系譜を継ぐコンパクトカーです。
2000年の改良でワゴンRソリオと車名を変え、2011年のフルモデルチェンジで、ワゴンRの冠が外れました。
ここではソリオとして3代目にあたる2020年登場の現行型のおすすめグレードを解説します。
目次
・先代よりも広くなった現行型。でも取り回しの良さは健在
・パワートレインは3種類!燃費重視ならフルハイブリッド車がおすすめ
・中古車はバンディットのフルハイブリッド「HYBRID MV」が人気
先代よりも広くなった現行型。でも取り回しの良さは健在
現行型のスズキ ソリオは2020年12月に発売され、デビューから4年超が経ったこともあり、中古車市場の流通量も比較的充実しています。
ボディサイズは、全長3,790mm×全幅1,645mm×全高1,745mmで、最小回転半径は4.8m。
先代は、全長3,710mm×全幅1,625mm×全高1,745mmだったので、現行型のほうが80mm長く(ソリオ バンディットは70mm)、20mmワイドになっていて、キャビンやラゲッジを拡大。荷室床面長は100mm長くなっています。
それでいながら、最小回転半径は同値で、サイズアップを果たしながらも狭い道や駐車場などでの取り回しにも配慮されています。
リヤの両側スライドによる乗降性の良さも美点です。予約ロック機能が追加されたことで、リヤスライドドアが閉まるのを待たずにドアを施錠することができます。
さらに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)に全車速域での追従機能が追加されたことで、高速道路での渋滞時も含め、ドライバーの疲労軽減にも寄与するなど、最新のドライバーサポート機能を用意。
予防安全性能は、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストなどが搭載されています。
運転初心者やサンデードライバー、高齢ドライバーの方でも現行型であれば、より安心して乗れるでしょう。
また、衝突安全性能の面でも6エアバッグが全車標準化されるなど、万いちの安全性向上も図られています。