10日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの消費者物価指数が予想を上回ったことで円安が進み、円相場は一時1ドル=153円台まで下落しました。この結果、約34年ぶりの円安ドル高水準が記録されました。FRBが利下げを遅らせる可能性が高まり、日米の金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが強まったと見られています。

ドル円が上昇して一気に153円台にタッチしました。