ドコモの「ahamo(アハモ)」は月20GB+月5分無料通話付で月額2,970円と格安です。それでも、スマホで動画を見るなら20GBでも足りないでしょう。そこで気になるのが「格安SIM」です。最近はIIJmioやイオンモバイルが相次いで大容量プランを投入していますが、月20GB以上の格安SIMはどのくらい安くなるのでしょうか? そこで今回は、2024年4月時点で月20GB以上の格安SIMはどこがお得なのか解説します。
格安SIMで月20GB以上のプランって安いの?
ドコモのahamo(アハモ)をはじめ、auのpovo2.0(ポヴォ)、ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)などは、月20GBで3,000円以下と格安な料金でスマホを利用できます。
でも、自宅にWi-Fiがなくスマホのデータ通信だけでYouTubeやNetflixといった動画サイトを視聴していると、月20GBではまったくデータ通信量が足りないでしょう。
そこで注目されているのが「楽天モバイル」です。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は月20GBまで月額2,178円、20GBを超えると無制限となり、月額3,278円と圧倒的な安さを実現しているのです。
かつて、楽天モバイルは回線のつながりにくさが不安視されていましたが、23年6月から始まった「Rakuten最強プラン」では、au回線のローミング利用制限が撤廃されました。
これにより、楽天回線がつながらない場所でもau回線に無制限で接続できるため、楽天モバイルの人口カバー率はいきなり99.9%となったのです。
それならもう「月20GB以上のプランは楽天モバイルで決まり!」と感じる人もいるでしょうが、どうしても楽天モバイル回線に対して不安があるという人もいるでしょう。
そのような人は、月20GB以上の格安SIMを検討してみてはいかがでしょうか?
格安SIMはドコモやauなどの大手キャリアの回線を借りて独自プランを提供しており、月20GBプランなら2,000円を切る場合もありますし、月50GBや月200GBといった大容量プランも用意されています。
ほかにも、格安SIMには通信速度を極端に落とし、1.5~3Mbpsで「容量無制限」で利用できるお得なプランや、特定のコンテンツ(SNSやゲーム、動画等)のデータ通信量をカウントしない「カウントフリー」を導入している格安SIMもあるのです。
そこで今回は、大手キャリアの格安プランや楽天モバイル、格安SIMなどをすべて考慮し、スマホで月20GB以上のデータ通信を利用する人が得するのは、どこなのか検討してみます。
■大手キャリア&格安プラン比較(音声プラン)
●楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は→こちら ●IIJmio「料金表」は→こちら ●ahamo「料金・データ量」は→こちら
格安SIMなら月20GBで月額2,000円以下も!
それでは格安SIMの月20GBプランをチェックしてみましょう。
大手キャリアが提供するahamo、povo2.0、LINEMOは、いずれも20GBで月額3,000円前後ですが、格安SIMなら2,000円前後のプランが多数用意されています。
たとえば、イオンモバイル「音声プラン20GB」は月額1,958円。LIBMO(リブモ)の「なっとくプラン20GB」は月額1,991円と、2,000円を切る低価格で提供されています。
●イオンモバイル(公式)は→こちら
LIBMOはあまり聞きなれない会社かもしれませんが、LIBMOを提供するのは静岡県を中心にエネルギーやケーブルテレビ、情報通信サービスなどを提供する上場企業「TOKAIコミュニケーションズ」です。
LIBMOの「なっとくプラン」には大容量プランも用意されており、月20GBで月額1,991円、月30GBで月額2,728円と、かなり低価格です。
●LIBMO(公式)は→こちら
また、LIBMOは全国のドコモショップでも取り扱いがありますので、ネットが苦手な人でも安心して申し込めるでしょう。
ほかにも、月20GBプランではIIJmio(アイアイジェイミオ)の「ギガプラン」が月額2,000円ジャスト、J:COM MOBILEの「データ盛」はJ:COMのサービス利用者限定ですが月額2,178円、HISモバイルの「自由自在スーパープラン」は5分かけ放題付きで月額2,190円と格安で利用できます。
●J:COM MOBILE(公式)は→こちら
●HISモバイル(公式)は→こちら