写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグ第7節の10試合が4月6日~7日に開催された。昨2023シーズンの王者ヴィッセル神戸と2位横浜F・マリノスの激突など、各クラブ連戦にもかかわらず選手たちの躍動感あるプレーが数多く見られた。

ここでは、そんな第7節で活躍した選手たちをベストイレブン形式で紹介していく。


川島永嗣 写真:Getty Images

GK:川島永嗣(ジュビロ磐田)

開幕からスタメン出場を続けるGK川島永嗣。前節は質の高いキックで得点にも絡んだ頼れる守護神は、第7節の京都サンガ戦でも安定感を見せた。序盤から攻め込まれるシーンも多くあった今節、相手FW原大智の強烈なミドルシュートなどに対して好セーブを披露。結果3-0と点差をつけての勝利となったが、京都の時間となった前半を耐え抜いた川島ら守備陣の働きが大きかったことは間違いない。


佐藤瑶大 写真:Getty Images

DF:佐藤瑶大(浦和レッズ)

前節でFC東京を相手に逆転負けを喫した浦和レッズは、第7節でサガン鳥栖と対戦。ゲーム序盤に先制点を奪い、終わってみれば3-0の快勝で連敗を回避した。今節、4試合連続の先発出場となったDF佐藤瑶大の働きは極めて大きなものだったと言えよう。守備での対人の強さはもちろん、前方への楔のパスやピンポイントのフィードで攻撃にも貢献。アシストも1つマークするなど大車輪の活躍を見せた。


バングーナガンデ佳史扶 写真:Getty Images

DF:バングーナガンデ佳史扶(FC東京)

前節は浦和レッズを相手に逆転勝利を収めたFC東京。第7節では鹿島アントラーズと対戦し2-0と無失点勝利で終えた。今季初の連勝を果たした今節、DFバングーナガンデ佳史扶が最終盤まで積極的な姿勢を見せた。丁寧なワンタッチパスで先制点に絡むと、後半アディショナルタイムまで敵陣深くへ侵入する突破力を披露。残念ながらU-23アジアカップのメンバー入りは叶わなかったが、FC東京にとって必要不可欠な存在であることを自身の働きで示した。


西久保駿介(ジェフユナイテッド市原・千葉所属時)写真:Getty Images

DF:西久保駿介(ジュビロ磐田)

連勝を目指すジュビロ磐田は第7節で京都サンガと対戦。3-0と快勝で今季3つ目の白星を挙げた。2試合連続複数得点での勝利となった今節、新戦力の1人でもあるDF西久保駿介の活躍が際立った。後半早々、コーナーキックを頭で合わせて先制点を挙げると右サイドからニアへの高速クロスで2点目をアシスト。1ゴール1アシストと文句なしの働きで勝利に貢献した。


宮澤裕樹 写真:Getty Images