■お札を濡らしてしまったときは…

続いては紙幣を「故意に伸縮させた」場合の問題点について、日本銀行に話を聞いてみる。

すると、同行の担当者からは「法令上、直ちに違法な行為とは言い切れませんが、皆様が傷みの激しいお札を手にしてしまった場合、偽札かどうかの見分けがつきにくくなります。お札は、皆様で使うものなので、大切に取扱って頂きたいと思います」との回答が。

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(画像=『Sirabee』より引用)

担当者は「汚損や傷みが著しいといった事情により使用が困難となった紙幣や硬貨については、民間金融機関にお持込み頂くか、日本銀行本支店の窓口においても引換え可能です」とも補足していたのだった。

ちなみに、紙幣を濡らしてしまった場合の対処法については「できる限り、1枚ずつの状態で乾燥させてください」とのアドバイスが。万が一の事態に遭遇した際は、ぜひ参考にしてみてほしい。