フロントとリアでシート素材を変えるこだわりの内装

日本で販売されるレクサス LMは、2列シート4人乗りのみ。広大なスペースは、ほとんどが後席パッセンジャーのために使われます。
フロントスペースは、レクサスのコックピット思想である「Tazuna Concept」がベースとなっています。
シート表皮は、セミアリニン本革。シートヒーター&ベンチレーションを内蔵したパワーシートです。
ドライバーズシートは、ステアリングまわりに走行系機能を集約するとともに、カラーヘッドアップディスプレイを装備して、視線移動を少なくして運転に集中できる空間とされました。
インパネはドアトリムにシームレスに繋がるデザインで、モダンかつ広がりを感じさせるもの。12.3インチのTFT液晶メーターと14.1インチセンターディスプレイの配置にもこだわっています。




インテリアカラーは、サテンカッパーのアクセントを配し華やかでプレミアムなイメージの「ソリスホワイト」と、要所にダークグレイを配置してフォーマルなイメージの「ブラック」が設定されています。





表皮に最高級のL-ALININ本革を使用したリアシートは、大型ヘッドレストを完備したオットマン付きパワーシートで、シートヒーター&ベンチレーションを標準装備。ヒーターはオットマンとアームレストにまでおよび快適性を高めています。
さらにシートバックとシートクッションには背中から大腿部までを押圧できるエアブラダーにより、パッセンジャーは移動中にリラクゼーションとリフレッシュが可能です。
シート外側のアームレストには、マグネシウムに革張りの折りたたみ式テーブルを内臓。ノートパソコンなどで仕事をする際に必要なサイズになっています。
フロントとリアシートの間には、左右2画面、横長1画面、センター1画面で使用することを可能とした48インチ大型ディスプレイをセット。
上部には昇降および調光が出来るアコースティックガラスが装着されており、前席と後席を隔てるパーテーションとしての役割も担っています。
ディスプレイ下部には、500mlペットボトルなら6本、750mlのシャンパンボトルなら3本を入れられる冷蔵庫が完備されます。
またディスプレイ上部中央に温熱感IRマトリックスセンサーを配置し、パッセンジャー空間のエアコンやシートヒーターなどの一括コントロールも可能行います。
またレクサスでは初採用となる「リヤクライメイトコンシェルジュ」は、エアコン/シートポジション/サンシェード/照明などを統合制御して最適な車内環境の実現をサポートします。
「リヤクライメイトコンシェルジュ」は、4種類のプリセットモード(Dream/Relax/Focus/Energize)にくわえ、乗員の好みに応じてカスタマイズできるモードも用意し、より快適な空間を提供します。