安倍派で事務総長を務めた高木前国会対策委員長には半年間の党員資格停止が、二階派で事務総長を務めた武田元総務大臣などには1年間の党の役職停止が言い渡されました。
自民党の処分、なぜか萩生田と西村が軽く、下村が謎に追放、無害の塩谷が消され、総理を面罵した世耕は退場、武田もなぜか被弾。要は岸田、麻生、茂木に都合のよい処分で法治というより人治。岸田の豪腕を褒める声が出ると思うけど、個人的には馬鹿にハサミ。恨みを買いすぎ。終りの始まりと思う。
— ぷろっぷ (@PropTrader88) April 4, 2024
結果的に、不記載の金額によって処分の厳しさが変わってくるということでもなかったようです。
ちょっと皆さん、処分がたった1年ですって!500万円での線引きも意味不明。国民を舐め切ってるのがよく分かりました!
西村・下村氏は党員資格停止1年 高木・松野氏は半年案 自民、4日に不記載処分決定YwgkK8nQ1
— himuro (@himuro398) April 2, 2024
一方で、二階元幹事長は不記載が最も多く、3526万円に達したにもかかわらず、次期衆議院選挙への立候補を辞退したことを踏まえて処分の対象外となりました。また、岸田総理大臣自身が会長を務めていた派閥の元会計責任者が有罪となりましたが、処分されませんでした。
公平性と法の不遡及の問題、岸田総裁と茂木幹事長の責任を問わなければ不整合、党役職停止1年が妥当、二階派が一番悪質であり、二階氏と武田氏より甘い処分はおかしい JqGm
— 渡邉哲也 (@daitojimari) April 4, 2024
この処分に対しては党内外から様々な意見が出ており、自民党の党運営に大きな影響が出ることが予想されます。
自民党の党紀委員会が39人の処分決定。安倍派座長だった塩谷立氏と参院トップ世耕弘成前参院幹事長に“離党勧告”、下村博文氏、西村康稔氏が1年、高木毅氏は半年の“党員資格停止”。萩生田光一氏、松野博一氏、武田良太氏、林幹雄氏、平沢勝栄氏は1年の“党の役職停止”。矛盾と恨みを残した歴史に残る処分… pic.twitter.com/ygcZpgbjpA
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) April 4, 2024
4月28日に衆院の3つの補欠選挙を控えていますが、党内の流動化や内閣支持率の低下が政権基盤に影響を与える可能性もでてきています。

岸田首相 NHKより
【離党勧告】塩谷立 世耕弘成
【党員資格停止1年】下村博文 西村康稔
【党員資格停止6カ月】高木毅
【党の役職停止1年】武田良太 萩生田光一 橋本聖子 林幹雄 平沢勝栄 堀井学 松野博一 三ツ林裕巳 山谷えり子
【党の役職停止6カ月】衛藤征士郎 小田原潔 菅家一郎 杉田水脈 中根一幸 宗清皇一 簗和生 宮本周司
【戒告】大塚拓 岡田直樹 尾身朝子 加田裕之 柴山昌彦 末松信介 関芳弘 高鳥修一 中山泰秀 西村明宏 細田健一 羽生田俊 堀井巌 丸川珠代 山田宏 吉野正芳 和田義明
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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