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料金所スタッフに向けて1000円札ピラピラ…「これで払いますよ」のサイン
交通系IC対応の料金所では“スマホピラピラ”も…落とさないよう注意
料金所スタッフに向けて1000円札ピラピラ…「これで払いますよ」のサイン

ETCが設置されていない道路ではたまに、料金所で停止させる前の早い段階で、窓から手を出し、1000円札など支払いに使うお金を掲げているドライバーを見かけます。
お金を見せびらかしているようにも見えるアクションですが、これはドライバーが料金所のスタッフに「これで払います」というアピールをするためのもの。
本来、料金所の支払いは料金所で停止し、その場で料金所のスタッフからドライバーへ料金額が伝えられ、ドライバーが通行料を支払い、料金所のスタッフがお釣りや領収書を手渡す…という、1.5往復のコミュニケーションで行われます。
しかし、料金所のスタッフが、事前にドライバーがいくら渡してくるかわかっていると、お釣りを用意しやすくなり、停止中のコミュニケーションも1往復で済むため、支払いにかかる時間が短縮されます。
交通系IC対応の料金所では“スマホピラピラ”も…落とさないよう注意

また、ETCが設置されていない道路では近年、交通系ICカードでの支払いに対応する料金所も増えてきています。
こうした料金所では前述の1000円札など現金以外に、交通系ICカードやスマートフォンを掲げるドライバーも見られます。
これももちろん「これで払いますよ」のアピール。ドライバーが交通系ICカードで支払いをする場合は専用の端末をドライバーへ向けて出す必要がありますが、ドライバーが交通系ICカードで支払うことがわかっていれば、車が料金所の横に来た時点で専用の端末が用意されているため、よりスムーズです。
もちろん、窓から手を出すことは危険ですし、お金やスマホなどを落としてしまうおそれもあるため、推奨される行為ではありません。しかし、便利であることはたしかでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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