Day3:あと1cm
数日後、仕事終わりにまた同じポイントに入りました。この日は低気圧の影響で前の週より気温が低くなかなか厳しい状況が予想されました。とりあえず実績の高い7gのスプーンを投げて様子を見てみることにしてキャストする事5投目、デッドスローで引いてきたスプーンが「コツン」とした感触とともに不意に止まったので根掛かり上等で強く煽るとしっかりと刺さった感触と共に強烈なダッシュにドラグが悲鳴を上げて引き出されていきます。
ロッドをしっかり曲げ込んでテンションをキープ、ダッシュが止まったら巻いて寄せるのサイクルを続けること10分、ついにネットで掬える範囲に寄ってきたアメマスをネットに誘導しようにも大きすぎてなかなか入りませんがなんとかネットイン。近くの浅場に移動してサイズを測ると69cmもあり70まで1cm足りないもののランカーと呼ぶには十分すぎるサイズでかかっていたフックは伸びかけていました。この時点で釣り開始から20分ほどでしたがすでに十分満たされていたので撤収とし帰路につきました。
まだまだ続く開拓
サイズを求めるなら海アメマスを狙う方が良いのかもしれませんが私はあえて川に拘ってアメマスを狙っています。
数年前まではこのエリアではここまでの大物は居ないと思い込んでおり、釣具店やネットでの情報でも聞かなかったものです。それが今では探せば居るという事が分かったのでまだまだ開拓の余地がありそうです。
<小峠 龍英/TSURINEWSライター>