右折待ちで後続車からクラクション、しかし右折先には…

クラクションを鳴らされやすい状況として、青信号で進まずにいるケースなど、後続車から「早く進め」と促されるパターンが多く見られます。しかし、鳴らす側からは見えないところで「進めない理由」が生じていることもしばしばです。
「通勤時間帯、交差点の先頭で右折待ちをしていました。なかなか対向車が途切れず、これは信号が変わるタイミングまで待つしかないかな、と思っていると、たまたま流れが一瞬途切れたんです。
しかし『今だ』と思ったところで、右折先の横断歩道に差しかかる自転車が見えて、ブレーキから足を離すのを止めました。その瞬間、後ろの車から勢いよくクラクションが。思わず頭に血が上り、窓を全開にして『チャリいただろーが!!』と叫んでしまいました。相手に聞こえたかどうかはわかりませんが、案外スッキリしましたね」(40代女性)
クラクションをきっかけにしたトラブルは非常に多く、あおり運転など危険な走行につながったり、さらには口論や暴力行為につながったりすることもあります。クラクションは「怒りの表現」ではなく、「危険回避の手段」であることをしっかりと意識しておく必要があるのでしょう。
クラクションを鳴らされた側も、直情的に反応せず、冷静な対応に努めることが大切です。上に紹介した「大声を出す」というのは、トラブルに発展する可能性を考えると、あまり得策ではなさそうです。
公道は争いのためのフィールドではありませんから、お互いに寛容な心をもち、「おかしな車がいてもスルーする」くらいの気構えが大切なのでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
【関連記事】
・【新車情報カレンダー 2021~2022年】新型車デビュー・フルモデルチェンジ予想&リーク&スクープ
・運転免許証で学科試験の点数がバレる?意外と知らない免許証の見方
・今一番危険な車両盗難手口・CANインベーダーとは?仕組みと対策方法
・SNSで話題になった”渋滞吸収車”とは?迷惑運転かと思いきや「上級者だ」と絶賛
・トヨタ 次期型ノア&ヴォクシーに関する最新リーク情報すべて