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OD缶の互換性は「ない」
メーカー純正製品を使わない理由がない

OD缶の互換性は「ない」

OD缶に印字された注意書きを見てみましょう。基本的にどのメーカーから発売されている商品だったとしても、「バーナーと同じメーカーの製品を使う」といった旨の注意が書かれているはずです。要するに、互換性はないということです。

しかし、「別メーカーのものでも普通に使えた」という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。確かに、互換性がなくても使えないことはありませんが、非常に危険。必ず同メーカーのOD缶を使うようにしましょう。

換性のない別メーカーのOD缶を使うのは非常に危険

OD缶の互換性について徹底解説。どのメーカーも規格は同じ?気になる疑問を解決!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

OD缶は、コールマンやスノーピーク、キャプテンスタッグなどさまざまなアウトドアメーカーからオリジナルの商品があり、それらに対応したガスバーナーも販売されています。

実はこのOD缶、会社によって微妙に形や規格が異なっています。確かに、たまたま相性がよくて使えてしまう事もあるかもしれません。それでも互換性はないのが現実。形などが微妙に違うため事故を引き起こす危険性があります。絶対に純正の製品を使ってください。

互換性のないOD缶を使うことで起こる問題・危険
互換性のないOD缶を使うことによって、さまざまな問題や危険を引き起こす恐れがあります。例えば、ガス漏れです。先ほどお伝えした通り、メーカーによって微妙にサイズなど規格が異なり、互換性がありません。

ぱっと見は問題なく使えているかもしれません。しかし、その微妙な違いからノズル部分が目に見えない破損を負うことがあります。そこからガスが漏れる危険性があるのです。バーナーとの結合部付近から炎が上がるという危険性もあります。

メーカー純正製品を使わない理由がない

OD缶の互換性について徹底解説。どのメーカーも規格は同じ?気になる疑問を解決!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ガスバーナーとガスボンベは、必ず同じメーカーの製品で揃えるようにしましょう。そもそもの話、メーカー純正の商品を選ばない理由がないという点について解説いたします。純正製品を使うべき理由をしっかり頭に留めておきましょう。

認識を深めておけば、わざわざメーカーが異なる互換性のないOD缶を使うのはさまざまな問題点があると分かります。ただ危険なだけでメリットがないのです。

純正のOD缶を使う理由1.安心・安全

本記事を通して「互換性のない別メーカーのOD缶を使うリスク」について解説してきましたが、純正の製品を使えばそのリスクは解消されます。安心して、安全にガスを使えるでしょう。わざわざ互換性のない他社製品を選んで何か問題が発生する可能性を高める必要性は皆無だと言えます。

純正のOD缶を使う理由2.それほど価格は変わらない

OD缶の互換性について徹底解説。どのメーカーも規格は同じ?気になる疑問を解決!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

互換性のない別メーカーのOD缶を使う理由として考えられるのは、価格差かもしれません。しかし、冷静に比較してみると、そこまで大きな金額差がないことに気が付くはずです。多少の価格差はあれど、目を見張るほどの差はありません。

互換性のない別メーカーの製品を使用してトラブルが起きたら、場合によっては病院などに行く必要があるかもしれません。その時発生する治療費などのことを考えれば、むしろ損をすることにすらなります。

純正のOD缶を使う理由3.統一感が得られる

メーカーや製品によって異なりますが、バーナーとガスボンベ両方のメーカーを合わせれば、自ずとビジュアル面の統一感を生み出せます。別メーカーと組み合わせるよりも統一された、すっきり・かっちりとした印象を与えられるでしょう。