■中日は「プラス材料ばかり」

立浪和義監督と中田選手の関係について岩本氏は「立浪監督は解説者時代、やんちゃな野球選手の中田翔にアドバイスをすることが非常に多かった。 立浪さんとフジテレビで仕事をご一緒することがあったんですよ」と述べる。

続けて「『おい、ガン、翔はどうだ』と聞くこともあった。ずっと気になってた選手で、最後の1スパイスを持ってるんでしょうね、立浪監督は」と指摘。

さらに「コーチ陣を見てみますと、立浪監督の大親友である片岡篤史さんがおられます。和田ベンちゃんもいる。 打者のエキスパートの首脳陣がいるドラゴンズ。 中田にとってはプラス材料ばかりなんですよ、メリットばかりなんですよ」と解説した。

■「こんなに良い移籍はなかなかない」

さらに岩本氏は「34歳でベテランと言われますけども、キャリアハイもあるかも」と期待を寄せる。

そして「やんちゃを示してしまったことで反省をして、真摯に野球に取り組み直している中田が、今どき武闘派は流行らないんですけど、組織のなかで武闘派と言われていた人たちが厳しい視線とアイデアとともに中田翔に接触ができる。こんな良い移籍ってなかなかないと思う」とコメント。

また、中日が高額年俸や北海道日本ハムファイターズ入団時の背番号「6」を用意していることも「プラス材料」とした。