メルカリの「専用ページ」とは、購入したい人が確実に商品を購入できるように、出品者側が「お取り置き」用に作成する商品ページ。メルカリは基本的に「早い者勝ち」のシステムなので、「絶対に購入したい」と考えているユーザーから専用ページの作成を求められることがよくあります。

メルカリの専用ページで「お取り置き」する専用出品のやり方とトラブル回避のコツ
(画像=『オトナライフ』より 引用)

しかし、専用ページの作り方を知っておかないとトラブルの元になってしまうことも。そこでこの記事では、メルカリの専用ページの作成方法を画像付きで解説。専用ページで起こりがちなトラブルを回避するコツもご紹介します。

【出品者向け】メルカリの専用ページの意味は「お取り置き」

メルカリの「専用ページ」は、特定のユーザーのために商品を「お取り置き」するために作成する商品ページのこと。

メルカリの専用ページで「お取り置き」する専用出品のやり方とトラブル回避のコツ
このように、商品名に「~様専用」と記載するのが専用ページで、他の人が購入するのを防ぐ効果があります。詳しい作成手順は後述します(画像=『オトナライフ』より 引用)

このように、商品名に「~様専用」と記載するのが専用ページで、他の人が購入するのを防ぐ効果があります。詳しい作成手順は後述します

「専用ページ」を作成するシチュエーション
1.商品の取り置きを依頼されたとき
2.値下げ交渉が成立したとき
3.送料負担の条件を変更したとき
4.複数商品を同じ相手に販売するとき
5.セット販売の商品をバラ売りに変更するとき

メルカリで専用ページの作成が必要になるのは、上記のような場合です。とくに購入者から「専用にしてください」と頼まれるケースが多いです。また、「ぜひ商品を購入したい」と思いつつも、すぐに決済できないため「お取り置きしてください」と依頼されることもあります。

メルカリ公式の「専用ページ」への見解

メルカリ公式サイトによると、メルカリはあくまで「最初に購入手続きをした方と取引を進めていただくルール」とのこと。専用ページでの出品はあくまでユーザーの独自ルールのため、独自ルールに基づいて取引をしなかったり、キャンセルすることは迷惑行為に当たるとのこと。

詳しくは後述しますが、専用ページで出品して別の人に購入されてしまった場合も、出品側からはキャンセルができないため、注意しましょう。

「専用にしてください」と購入希望者に言われたらどう対処すべき?

購入者から「専用にしてください」と頼まれた場合は、期限を区切って対応することをおすすめします。専用ページを作成したからと言って、必ず購入してくれるわけではないため、「~日までに購入手続きをお願いします」など条件付きで合意するといいでしょう。そもそも個別対応する余裕がなければ、断ってしまうのもひとつの手です。

【詳細】メルカリ専用ページを作る前に知っておきたい「トラブル回避」のコツ

メルカリで専用ページを作る前に把握しておきたいトラブル回避のコツをご紹介します。

専用ページは期限を決める

先述した通り、専用ページは期限を決めることが大切です。とはいえ、長い期限を設定してしまうと、その分自分もその商品を売ることができなくなるため、できる限り短めにするのがおすすめ。

「給料日まであと3週間あるので、それまで待ってください」といったお願いは断ってしまうのもひとつの手です。

横取りされてしまった場合はキャンセルできない

横取りされてしまった場合でも、出品者から一方的にキャンセルできません。

メルカリの専用ページで「お取り置き」する専用出品のやり方とトラブル回避のコツ
ただし、購入者の同意を得られた場合のみ、キャンセルすることも可能です(画像=『オトナライフ』より 引用)

詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

「マイルール」を作って出品時に明記しておくのも1つの手

メルカリで商品をスムーズに販売するため、出品時に専用ページで「マイルール」を明記しておくのが効果的です。例えば、専用出品後3日経っても購入手続きが行われない場合、通常出品に戻すなどです。最初から「即購入禁止」と明記しておくと、最低でも1回は相手とやり取りできるので、相手のマナーを見極めることも可能です。