3. 美しいドブロヴニクの城壁の成り立ち

アドリア海の真珠~クロアチアのドブロヴニク(世界遺産1979年登録)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<美しい城壁に囲まれたドブロヴニク>

今では、内戦の被害から立ち直り、かつての美しい街の姿を取り戻しています。

街はイスラムとの最前線になっていたため、街全体を要塞化する必要があったようです。このような歴史で、戦争が日常のような状況では仕方ないでしょうが、今では写真のような美しい城壁に囲まれた街が残されました。

アドリア海の真珠~クロアチアのドブロヴニク(世界遺産1979年登録)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

イスラムとの境界線だった影響で、街にはたくさんのカトリックの教会が残されています。ベニスの影響下にあった時期が長いため、建築様式はまるでベニスの大運河に面した華麗な建築と似ています。

4. ネクタイの発祥地

アドリア海の真珠~クロアチアのドブロヴニク(世界遺産1979年登録)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<クロアチア起源のネクタイ>

ネクタイって、クロアチアが発生の地だと、ご存知でしたか?

私は今回、英語のガイドさんから聞いて初めて知りました。中世に戦争に出征する夫や恋人に赤いネクタイをつけさせて、無事の帰還を祈ったそうです。その後、ナポレオン軍が兵士の無事のお守りとしてネクタイをつけさせたとか。それがヨーロッパに広がったそうです。

アドリア海の真珠~クロアチアのドブロヴニク(世界遺産1979年登録)
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<ドブロヴニクのニャンコです>

ドブロヴニクも、中世そのままの佇まいですが、イタリア中世都市との大きな違いは、

  • 1. ゴミが通りに落ちていない。タバコの吸殻も落ちていない
  • 2. 喫茶店・レストランのトイレが綺麗!!便座がちゃんと付いている
  • 3. スラブ系の人が多いせいで、女性が綺麗(これは凄くいい!!)
アドリア海の真珠~クロアチアのドブロヴニク(世界遺産1979年登録)
(画像=『たびこふれ』より 引用)