雑誌『世田谷ライフmagazine』で編集長を務める笹木靖司氏が、愛媛県・興居島のクラフトビールブランド「gogoshima beer farm(ごごしまビアファーム)」のアンバサダーに就任。編集長として多くの地域誌やグルメ誌に携わってきたキャリアを活かし、同ブランドの広報とブランディングをサポートすることとなった。
まずば4月10日(水)まで、神奈川県横浜市の「鉄板焼なか田」監修の料理とのペアリングコースイベントを実施する。
「鉄板焼なか田」の料理×ビールのペアリングイベント
今回のペアリングコースイベントは、「鉄板焼なか田」の1周年記念企画のひとつでもある。4種類の違った味わいを持つ「gogoshima beer farm」のクラフトビールに、「鉄板焼なか田」監修の料理8品を合わせて提供する。料金はお土産ビール1本付きで22,000円(税込)だ。
『世田谷ライフ』編集長がアンバサダーとしてサポート
笹木氏は今後アンバサダーとして、地域に根ざし、地域とつながりながら、未来に向けて持続可能な“なりわい”と、個性豊かなライフスタイルを実現していく「gogoshima beer farm」をサポートしていく。
食にまつわる本の編集者を長年務める中で、近年の同氏はよく「食の未来」について考えるようになっていた。食の明るい未来は地域にもたくさん眠っており、食と地域が連動することで生まれる新たなライフスタイルの可能性を、日頃から感じていたという。そして、そんな時に「gogoshima beer farm」に出会ったのだった。
大のクラフトビールラヴァーで、“真摯にクラフトビールと向き合い、地域とのつながりも大事にする事業者を応援したい”と考えていた笹木氏は、「gogoshima beer farm」をサポートすることは、食を通して地域と都心とを結ぶきっかけになるのでは、と考えているとのこと。
今回のイベントをはじめとして、人と人、美味しいビールと素晴らしい料理の「つなぎ」を、これからたくさん生んでいきたいと同氏はコメントしている。
人と地域とつながるブルワリー「gogoshima beer farm」
今回のイベントに関わるブランド「gogoshima beer farm」を紹介したい。
同ブランドは2022年1月、神奈川県横浜市から家族とともに興居島に移住した南雲信希氏が、同年12月に開業したマイクロブルワリーだ。開業以来、島の名産品である柑橘類をはじめとする地域資源、生産者のみえる食材を使い、食事に寄り添うクラフトビールづくりに励んでいる。
同ブランドが大切にするのは、土地や人とのつながり。例えば割れが発生して廃棄予定となっていた柑橘は、引き取ってクラフトビールづくりに活用する。また、収穫の手伝いや一部売り上げを生産者に還元するなど、土地、食材、生産者の循環を守る姿勢を大切にしている。
醸造所は築150年の古民家をリノベーションした建物で、毎週末(金・土・日・祝)にオープン。興居島で生まれたクラフトビールを、出来立ての状態で楽しめる。