■スープ作りが簡単すぎる
かつお節は40〜50秒ほどレンチンして、乾燥させてから手で揉んで粉状にしておく。魚粉などがあればそれを使うのもいいだろう。
鍋に水300ccとラード、ごま油、かつお節、みりん、砂糖、酒、おろしにんにくを入れて火にかける。
沸いてきたら、味の素、しょうゆ、味噌を加えて溶かす。テーブルこしょうを振ったらスープは完成。今回、味の素は結構多め。
麺は沸騰したたっぷりのお湯で、表示時間通りに茹でていく。麺をしっかり湯切りしたら、器に盛り付けて温めたスープをかけて出来上がり。
■この味が家で食べられるなんて…
味噌の味が濃厚。「味の素を使うと旨みだけを加えて塩分濃度が抑えられるので、味噌をたくさん入れられる。だから濃厚になる」というリュウジ氏の言葉に納得だ。鶏がらスープさえ使っていないのに、こんなに奥深い味になるとは。具なしだがスープのコクと旨みが強いので満足度が高い。
「このスープの作り方さえ覚えていれば、鍋やうどん、雑炊などいろいろ使える。人生勝ったも同然」とリュウジ氏。確かにこれはぜひ試してみてほしい味だ。