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「これ、煽られてる?」やたらと寄せてくるドライバーも
先が詰まっているのに交差点に入らないで!
「これ、煽られてる?」やたらと寄せてくるドライバーも
一方で、「停止時に車間を詰めすぎている車が多い」という見解も寄せられています。
「信号待ちをしていて、やたらと車間距離を詰めてくるドライバーを目にします。距離が近いと、煽られているようでプレッシャーを感じてしまいます。また冬の早朝など、道路が凍結している状況では追突のリスクも上がるので、むやみに詰めるのはやめてほしいです」(60代男性・警備員)
先のように3メートル程度距離を取っていれば、前のドライバーに与える圧迫感も小さいと思われますが、ドライバーによっては「空いているからなるべく詰めておこう」と考える人も少なくないようです。
その他、車種によっても車間距離の感覚は異なり、1BOXやトラックなどドライバーの着座位置が車両先端に近い車の場合、通常の車と同じ感覚では前の車との距離も近くなりやすいと考えられます。
停車中の車間距離はドライバーの感覚による部分が大きく、また免許取り立てのドライバーなど、車両感覚がはっきりと掴めていないケースもあります。先の教習指導員の話にもあるように、おおむね3メートル前後の間隔を目安としながら、状況に応じて距離を調整していくとよいのでしょう。
先が詰まっているのに交差点に入らないで!
さらに、「車間距離を詰めすぎ」という話に関連して、次のような意見も聞かれました。
「交差点で先が詰まっているのに、そのまま交差点内に進入し、対向の右折車を通れなくさせてしまったり、そのまま信号が変わって交差する道路を塞いでしまったりしている車をよく目にします。
進路を塞がれたドライバーがクラクションを鳴らす場面も目にしますが、それでもバックしたりなどの対処を取ろうとせず、なんだかなぁという気持ちです」(60代男性・会社員)
前の状況を把握できておらず、詰まっているところに突っ込んだあげく、交差点内に取り残されてしまう車は少なくありません。その状況に陥ってしまうと、前後に動いたりなどの対処も難しくなり、周囲の交通を阻害してしまいます。交差点に進入する前の段階で、その先の状況をしっかりと確認しておきましょう。
止まっているときの車間距離は「ささいな問題」にも思えますが、ドライバーの小さな配慮が周囲の円滑な交通につながるケースもあります。道路状況に気を配り、臨機応変に対応していきたいところです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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