■6割が「足りない」

Sirabee編集部が、1月9〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「能登半島地震に際しての岸田文雄首相の指導力」について調査したところ、「全く足りない」と答えた人が27.9%。

「かなり足りない」が30.0%で、指導力不足を感じている人が6割に迫った。ただ、最も多い回答は「ある程度は十分」で36.3%。また、「かなり十分」は4.8%、「完璧に近い」はほぼゼロに等しい結果となった。

能登半島地震への岸田文雄首相の指導力は十分? 6割が「足りない」
(画像=『Sirabee』より引用)

■年代が上がるほど厳しい声

昨今、とくに安倍晋三政権によるアベノミクスで景気回復した影響もあってか、「若い世代では自民党支持率が高い」とも言われる。

今回の調査でも、岸田首相の指導力不足を感じる人は、10〜20代だけが5割を下回った。首相の指導力を最も疑問視しているのは、60代で65.5%。この世代は、3割以上が「全く足りない」と回答している。

能登半島地震への岸田文雄首相の指導力は十分? 6割が「足りない」
(画像=『Sirabee』より引用)

自由民主党内の「派閥裏金問題」では、岸田派(宏池会)の解散を決定した岸田首相。被災地支援でもリーダーシップを振るい、支持率回復ができるだろうか。