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ラリーにも出ていたので、スポーツ仕様でもあれば…?!

ラリーにも出ていたので、スポーツ仕様でもあれば…?!

「期待されるも最後は“燃えた”クルマ」ダイハツ最後の?オリジナルフラッグシップサルーン・アプローズ【推し車】
(画像=こうしてリアスポなぞつけると引き締まったテールデザインになり、いかにもスポーティーなのだが 出典:flickr.com Author:peterolthof CC BY 2.0,『MOBY』より 引用)

デビュー早々に猛烈な批判を受け、元から多くはなかった販売台数も先細って日本では見かける機会が少なかったため、一部のファンやクルマ好きを除けば早々に忘れられたアプローズですが、スーパーリッドの利便性やデザインを好み、愛用するユーザーはいました。

ダイハツのセダンとしては、シャレード・ソシアルより大型でゆったりしており、ワゴンやハッチバックを好まないユーザーにとっては、セダンなのに荷物の積み下ろしは便利。

1990年にはダイハツワークスのDRSが4WDで全日本ラリーに出場してましたし、同時期のカローラ1600ハイメカツインカム車よりは軽くてパワフル(初期型の16Ri・5MT車は車重わずか970kgで120馬力)で、スポーツセダンとしてもアリです。

この際思い切って開き直り、フルエアロのスポーツグレードや、ワークスカラーにレカロシートで組んだDRS仕様(※)でも販売してみれば、面白かったかもしれません。

(※これまたマイナーなクロカンのラガーにも「DRS仕様」が存在し、筆者は中古車で実物を目撃したことがあるので、アプローズにあってもおかしくないのです)

発売初期のアレコレがなければ、シャレードやパイザーともども1990年代のダイハツ小型車はもっと面白いことになり、ストーリアでリッターカーからやりなおすことも、トヨタからカムリのOEM供給を受けてアルティスとして販売することも…なかったのでしょうか?

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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