ヤエー(YAEH)のやり方
基本的なヤエーのやり方
危なくない手でヤエーをする
基本的なヤエーはハンドサインですので手でおこなうのが一般的な方法です。この手については右手左手どちらでもよいのですが、できれば左手が好ましいです。なぜかというと右手周りにはバイクの操作に関するボタンなどが集中しているところだから。
ヤエーをされて返さなきゃと右手をあげてブレーキをかけるのが数秒遅れて怖い思いをしては、ヤエーの意味がまったくありません。相手の方もやらなきゃよかったと思ってしまうことでしょう。
ピースやサムズアップなど形は自由

海外のライダーの動画などではピースをしている方が目立ちます。ピースには安全・平和という意味があるからです。はじめてハンドサインをされるという方はまずはピースでよいでしょう。
控えめな人ならば手を軽くあげるだけ、頭を少し下げ会釈をする・目線を送るなどもヤエーと考えられています。その時に自分にできる安全なサインであれば、ヤエーは形にはこだわりません。
ヤエー(YAEH)の時は事故に注意する
ヤエーに手を使う場合は特に注意!

ヤエーのやり方として手を使うものも多いです。手をハンドルから離してハンドサイン、そしてまたハンドルに戻すという一連の動きをする場合におもわぬ事故が起こることもあります。
またまれにヤエーとして両手をあげたり・ウイリーをしたり・シートに立ち上がったりと曲芸まがいのテクニックを披露する人も見受けられるのです。
そんな場合は横を通り抜けるときに見とれてしまい、周りに対する注意が怠りがちになるのも注意します。
ヤエーをしない方がよいケース

手を使ったヤエーをする場合、されても無理に返さない方がよいケースがあります。カーブを曲がりながら・雨や雪ですべりやすい路面を走行している時・近くに注意力散漫な子供がたくさん通行していて飛び出してくる危険がある場合などがこれに当たります。
お気をつけて!という合図をするのに危険にさらされたり、通行人を危険な目にあわせては意味がありませんよね。
ヤエーは気をつけてやれば楽しいコミュニケーション
ヤエーは危ない行為ではなく、軽く会釈するだけでもよいのです。さきほどの子供がたくさん通行している横を通る場合、通行人の子供の方から手を振って合図されることもあるでしょう。
ライダー同士だけでなくそんな子供たちにも、気軽に挨拶を返すのも人と人の楽しいコミュニケーションとなるでしょう。ヤエーが嫌いでなければ危ないケースを除き、積極的に返すことでもっとバイクに乗るのが楽しくなる方もたくさんいます!