いよいよ始まる新生活。新入社員のころは、思い描いていた「社会人像」とのギャップを感じることも多いのではないでしょうか。
auじぶん銀行株式会社は、全国の働く男女500人を対象に「新社会人の時の仕事・生活・お金」に関する調査を実施しました。
入社前後で感じたギャップとは?
先輩社会人500人に、入社前後で思い描いていた「社会人像」にギャップがあったかを調査。「ギャップは感じなかった」(19.0%)を除く約8割の人が、入社前後で何かしらのギャップを感じていたことがわかりました。
どんなことにギャップを感じたのか、複数回答で聞いたところ「給与が低い」(34.0%)が最多でした。自分の稼ぎで家計をやりくりしていくようになり、給与の低さに驚いてしまうのでしょうか。
「上司とのコミュニケーションが難しい」(20.4%)、「仕事量が多い」(19.0%)と続きました。
新入社員のころに、仕事以外で楽しみにしていたことを質問すると(複数回答可)、1位は「趣味」(40.2%)でした。2位に「友人や恋人との食事・飲み会」(34.6%)、3位に「旅行」(26.6%)がランクインしました。
続いて、年代別に見ると、20代、30代は全体と同じく「趣味」が1位でした。40代の1位は「友人や恋人との食事・飲み会」と、年代により結果が異なるようです。
何にお金を使えばいい?
先輩社会人は、新入社員のころにどんなお金の使い方をしていたのでしょうか。
1カ月間の生活費(家賃・水道光熱費は除く)は、「30,000円以上~50,000円未満」でやりくりしていた人が最多の(25.6%)との結果になりました。
その生活費のなかで(家賃・水道光熱費は除く)、一番お金をかけていたものについては、「食事・飲み会」(29.4%)、「趣味」(23.2%)、「ファッション」(11.4%)と続きます。
新社会人に向けてアドバイスするとしたら一番お金をかけるべきものは何かと聞いたところ、1位は「趣味」(27.0%)との回答に。理由としては「リフレッシュできるから」「プライベートの充実が仕事のモチベーションにも繋がるから」などが寄せられました。
また、2位には「自己啓発(資格取得など)」(18.6%)がランクイン。先述の、自分自身が新社会人時代にお金をかけていたものとしては5.6%の回答に留まったものの、早いうちからスキルアップに取り組むべきだと考える人が多いようです。「転職したいときに備えられる」「投資などの金融知識を身に付けたり、自己啓発はもっと早くに始めていればと思う」などの声が集まりました。