■「サメに食べられるのでは」

ロムアルドさんは、時に魚の群れが彼の周りを漂うのを見て、「サメに食べられるのでは」という大変な恐怖と闘っていたという。

しかし漂流から11日間がたったある日、スリナム共和国からの船の乗組員が450メートル離れたところに浮かぶ白い大きな物体を発見。そこにしがみついていたロムアルドさんはついに救助されたが、ひどい脱水症状と見当識障害を患っていたという。