若い世代の学習動機は?

イギリスに本社を置く教育サービス企業、Pearson PLC社の日本法人ピアソン・ジャパン株式会社が公開する調査から、「仕事以外の理由で英語を学ぶ動機」についてみていきましょう。

複数回答ありで聞いたところ、「TVや映画、オンラインコンテンツを英語で視聴できるようになりたい(日本47%、世界平均50%)」「もっと旅行に行きたい(日本44%、世界平均55%)」「身の回りの英語が読めるようになりたい(日本40%、世界平均48%)」などが挙げられています。また、日本の回答者の23%が「友達作り」を英語学習の動機としているそうです。

さらに、世代ごとに回答を分類してみると若年層では「今後の勉強に役立てるため(42%)」と「友達を増やす(35%)」が上位となりました。また、仕事においても日本の若い人たちは、「一緒に働く人々と、より強固な関係を築くため(35%)」を英語学習の動機としてるといい、ほかの世代より高い傾向を示したといいます。

対象国・地域:日本・サウジアラビア・ブラジル・イタリア・米国(フロリダ州)

対象者:英語を母語とせず、第2言語または複数使う言語のうちのひとつで「英語を積極的に学んでいる」「仕事で定期的に英語を使用している」「英語を学ぶことに職業的な意欲がある」「英語を学ぶことで仕事がしやすくなる」「英語を学ぶことで仕事の先行きが良くなると考えている」のいずれかに該当する人

年齢:18~64歳

対象人数:5,000人

調査時期:2023年10月

調査主体:Pearson PLC社

調査委託者:PSB Insights社へ委託した独自調査

<参考>

イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社|第2023版世界最大の英語能力指数 ランキング



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