■正しくは「アーモンド」

「扁桃」は「アーモンド」と読む。バラ科サクラ属の落葉高木で、殻を取り除いた種子の部分が食されている。「扁桃」の名の通り、杏(あんず)や桃、梅の近縁種で、梅に似た実が成る。

「扁桃」という名は、江戸時代にポルトガルから伝わった際にアーモンドの粒の形状が扁平だったことからつけられた名前だという。