シケの中でもイカの機嫌は上々

この日はすこぶるイカの機嫌がよく、開始30分でヒットです。投入→着底→しゃくり上げ→ヒット。着底直後にあたるパターンが前半は多かった気がします。

落とし込みでの前アタリが出ることも多く、落としている最中に、竿先がブルブル震え、着底と同時に乗ることもあります。他のパターンは、落としている最中に、棚の手前で糸ふけができ、着底前に乗っているパターン。フリーフォールで落とし、巻き上げでヒットするパターンなどがこの日の前半のヒットパターンでした。

富山湾スルメイカ釣りで船中300杯超えと爆釣【秦誠丸】割り箸で作ったツノでも連掛け開始早々でヒットが連発(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

移動するたびに連掛け

AM8:30、船長が船を移動させると、面白いように掛かるスルメイカ達。2点掛けはもちろん4点掛けもあり連発です。ここまでくると笑いが止まりませんね(笑)。写真を快くOKしてくださった、Kさんご一行も満面の笑みで「これ面白い」と話します。久しぶりの釣りだっただけに、最高の1杯そして、楽しい釣行に恵まれてよかったと思います。

富山湾スルメイカ釣りで船中300杯超えと爆釣【秦誠丸】割り箸で作ったツノでも連掛け移動するたびに連掛け(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

ニギスも登場

富山湾ではスルメイカ釣りをやっていると、たまに掛るのがニギスです。干物や塩焼き、フライなどが美味しいです。自分は白身でホクホクの塩焼きが美味でお勧めです。ちなみに秦誠丸さんでは、スルメの他に、ニギス釣りもお願いすれば、やってくださる場合もあります。

富山湾スルメイカ釣りで船中300杯超えと爆釣【秦誠丸】割り箸で作ったツノでも連掛けKさんはニギスとスルメのダブル(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

中盤・爆釣モード突入

中盤から後半にかけ爆釣モード全開です。入れるたびに釣れるスルメイカ、Zさんも夢中になり、次から次にヒットさせます。棚でスルメイカの群れが掛かり、120号のオモリが持ち上げられ、糸ふけが出来ての即合わせや、落としている最中に竿先に【ブルブル】とイカからのシグナルが来て、水底に着きしゃくり上げると竿が持ち上がらないなど、スルメの4点掛けが連発。ビール瓶サイズが掛かった時は、シーボーグ150jが多少パワー負けするほどの引きです。これが最高に楽しいです。

富山湾スルメイカ釣りで船中300杯超えと爆釣【秦誠丸】割り箸で作ったツノでも連掛けZさんもスルメイカを続々とヒットさせていた(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

頻繁に棚が変わるスルメイカ

スルメイカの棚ですが、一投一投の棚が変わる事があります。ベイトを追っかけているのか?何かに追われているのか……。この日も棚が頻繁に変わります。120mの棚が次入れるときは90mに、本当に聞いていてビックリします。もちろんその間の棚でも、釣れるときもありますし、もっと浅い棚で釣れるときもあるので、釣れていないときは、色々試すのも手です。

他の釣り物もそうですが、金山船長は本当に上手です。何回もお世話になっていますが、今までの経験がそうさせるのか、何もしてないように見えますが、釣るのです(笑)。引き出しのレパートリーも多い船長。船長のやり方を見ていても楽しいですし、経験になるので、自分はコソコソ見ていたり、たまに色々な事を聞いたりしています(笑)。

富山湾スルメイカ釣りで船中300杯超えと爆釣【秦誠丸】割り箸で作ったツノでも連掛け秦誠丸・金山船長も爆釣(提供:TSURINEWSライター・荒木清)