開発の背景と横浜ゴムの思い
さて、ADVAN db V553の開発背景だが、率直に前モデルの発売が2017年で、製品の新鮮さが欲しいという市場の声や、具体的には摩耗時の静粛性が欲しいといった販売店からの声があったという。
そのため、もっとも静かなコンフォートタイヤという位置付けで、静粛性、ウエット性能、上質さをもち、日本のユーザーが求める乗り心地、静粛性といった快適性能を向上させ、さらに摩耗時でも快適性を損なわないタイヤを開発すると位置付けて開発がスタートしている。

(画像=『AUTO PROVE』より引用)
ヨコハマタイヤのデシベルシリーズは1998年にアスペックデシベルを発売し、7世代に渡り静粛性にこだわったコンフォートタイヤを製造、販売している。横浜ゴムのタイヤ消費財事業では高付加価値商品の最大化の進化を掲げており、グローバルフラッグシップのADVAN、GIOLANDER、ウインタータイヤの販売構成比率の最大化を目指していて、今回のV553はそうした背景の中から「摩耗時でも優れた静粛性を発揮するプレミアム・コンフォートタイヤ」として開発。2024年2月からアジア市場を中心に販売が開始される。

(画像=『AUTO PROVE』より引用)

(画像=『AUTO PROVE』より引用)
提供・AUTO PROVE
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