■鍋に放り込んで炒めるだけ
必要な材料は多いが、調理にハードルがかなり低いのがこのレシピの特徴。にんじんは賽の目切り、玉ねぎはスライス、キャベツはざく切りに…と具材を細かくカットしたら塩を振り、オリーブオイルを引いた鍋に投入していく。
水分を出していくことで、素材の旨味や甘味を凝縮していく。全体がしんなりしてきたら、豚ひき肉を追加。タンパク質がプラスされることで、筋肉の合成を助けつつ代謝もアップし、脂肪を燃焼しやすい体になるのだとか。
再度水分を飛ばしたら、トマト缶を入れて煮詰めていく。酸味を飛ばして甘味を出し、最後に水と各種調味料で味をつけて再度沸かせれば調理は終了だ。
■これ満足度高すぎるだろ!
完成したのがこちら。とりあえず鍋に野菜と鶏挽肉、調味料を放り込んだだけだが、本当に美味しく仕上がったのだろうか…。
一口飲んでみると、しっかりと野菜の旨味と甘味が出ていて激ウマ。野菜がベースであるためスッキリとしているのだが、深みがあり物足りなさはまったくない。キャベツや玉ねぎはとろけて、えのきのシャキシャキ感、ひき肉のつぶつぶ感など様々な食感があるのも嬉しい。具材がたっぷりであるため食べごたえがあり、一杯あたりの満足度がかなり高い。
コストはそれなりだが、簡単に作れる『食べる脂肪燃焼スープ』で、美味しく体を絞るのも良さそうだ。