■スーザンの死
1982年、テレサはスーザンが自分に呪いをかけているという被害妄想を抱き、ついにはスーザンを22口径のピストルで撃った。テレサは負傷したスーザンを浴槽に放置したが、スーザンは死ななかった。
スーザンは弾丸がまだ背中にとどまっている状態で、医者に行かずに回復した。その後、家を出たいというスーザンに、テレサはその弾丸を背中から取り出したら、出て行って良いと交換条件を出した。
スーザンはしぶしぶ同意し、数日後に「手術」が始まった。テレサは15歳になった弟のロバートに、スーザンの背中から弾丸を回収するように命令した。
ロバートは母親に言われた通り、スーザンの背中をカッターナイフで切り、弾丸を探すために傷口に指を突っ込んだ。
もちろん「手術」は成功せず、その後スーザンの背中の傷は感染症を起こし、意識が混濁し始めた。するとテレサは、息子のロバートとウィリアムの助けを借りて、まだ息のあるスーザンを高速道路脇の土手に置き、燃やした。