広くて明るい店内は居心地がよく、ウエア選びもじっくりできる

お店はとても広くて明るく、壁面や什器上のディスプレイも目を惹くものばかり。製品はもちろんだが、その辺りを眺めるのも楽しい。

記事中の写真ではパーティー用に什器が寄せられているが、それでも人が普通に通れるくらいの間隔がある。通常時は後ろを気にせずアイテムを物色できるだろう。

機能性とデザイン性を両立したバイク用ウエア『マックスフリッツ』 
その魅力をヘビーユーザーが語る

向かって左から、マックスフリッツユーザー男性代表 西野さん、マックスフリッツ浜松店店長 石塚さん、マックスフリッツ/デイトナ社長 織田さん、マックスフリッツ本店店長/プレス 佐田さん、マックスフリッツユーザー女性代表 rurikoさん。

第一部 トークショー

梅本まどかさんの司会のもと、マックスフリッツ並びにデイトナ社長の織田さんのあいさつ、マックスフリッツ浜松店店長の石塚さんのあいさつ、マックスフリッツ本店店長並びにプレスの佐田さんとマックスフリッツ愛用者の2名(WEBオートバイ編集部の西野さん、インフルエンサーのrurikoさん)を交えたトークショーが行われ、来場者は話に耳を傾け、その時間を楽しんでいた。

トークショーには登壇しなかったが、マックスフリッツ創業者でありデザイナーの佐藤さんも会場で参加者との会話を楽しむなどしていた。

織田さん(マックスフリッツ並びにデイトナ社長)

ここでは詳しい内容は割愛するが、ここにお店がオープンした経緯などを話してくれた。そして、「物売りだけでなく、ライダーが浜松の色々な場所を回遊してくれるような企画を業界関係者の協力も貰いながらしていきたい。」と語った。

石塚さん(マックスフリッツ浜松店店長)

「浜松はバイクの歴史もあるが、ここ卸本町は江戸時代には綿花の生産や織物が盛んで繊維協会の問屋だった。織物の生産技術がバイクの生産技術にも結び付き発展してきたという流れがある。そのような地でバイクアパレル店を展開できるのは大変な意義があると感じている。」と語った。

佐田さん、西野さん、rurikoさんのトークショー

各々のマックスフリッツとの出会いや思い出話などから、マックスフリッツの製品の魅力が伝わってくるトークショーだった。

レディースのバイクウェアが少なくウェア選びに困っていた時、当時の用品店ではほんの一部だったレディースコーナーが、マックスフリッツでは充実していて驚いた。そして、パンツのシルエットが綺麗でファンになり、今では本店店長に。
西野さん(左)は、WEBオートバイの編集者。マックスフリッツ愛用歴15年。
マックスフリッツとの出会いは雑誌に載っていたキャンプシーンの広告。
その世界観にあこがれて、今ではヘビーユーザーだ。

rurikoさん(右)は、多くの方がご存じであろう人気インフルエンサー。
ある時、二輪用品店でマックスフリッツのウォームパンツに出会い、思い切って購入。
暖かいし細く見えるし履き心地も良く、そこからファンになった。

2000年にスタートしたマックスフリッツだが、創業者の佐藤さんは、当時、着たいと思えるカッコイイバイクウェアがなく、自分で作った服を着てバイクに乗っていたそうだ。その服を欲しいという人が増え、マックスフリッツを立ち上げるまでに至った。

バイクウェアにストレッチ素材を使ったり、フード付きジャケットを作ったり、アウトドアテイストを取り入れたりしたのはマックスフリッツが初であったという。

機能面では、カバンを持たずにバイクで出かけられるような深くて大き目のポケットが多いジャケット、冬場にインナーなしでも乗れるような温かいパンツ、夏場にマフラーの熱で内股が焼けるのを防ぐパンツなど、バイク乗りの気持ちを汲んでくれる製品に仕上がっている。

そして、デザインや機能と併せて全ての製品に息づいているのが、着ると立体感が出てスタイルが良く見え、着心地が抜群のパターンだ。

これらは、創業者でありデザイナーの佐藤さん自身が距離を走るバイク乗りであるからこそ気付けるアイデアであり、独自のセンスであり、パタンナーとしての高い技術までが組み合わさることで生み出せるものなのだ。

第二部 懇親会

トークショー終了後は、立食パーティー兼懇親会だ。

参加者は思い思いに過ごしていたが、パーティー中でも店内の製品を購入できるアナウンスが入ると、多くの人が製品を物色し始めて購入者も多数。マックスフリッツは業界内にもファンが多いというのもまた特徴である。

本日もお買い上げのヘビーユーザーrurikoさん。不慣れなタブレット型のレジ打ちに苦戦中の石塚さん。その様子を優しく見守る佐田さん。