FW(フォワード)

  • 福田師王(ボルシアMG/ドイツ)
  • 中島大嘉(藤枝MYFC)
  • 植中朝日(横浜F・マリノス)
  • 藤尾翔太(町田ゼルビア)
  • 小田裕太郎(ハーツ/スコットランド)
  • 細谷真大(柏レイソル)

細谷真大が絶対的な存在として君臨している最前線。この世代での活動はもちろん、昨年11月にはA代表での初ゴールもマーク。当然クラブでも欠かせない選手の1人であり、パリ五輪世代エースの地位はもはや揺るがないものと言っていいだろう。

そんな細谷に次ぐ候補で言えば、藤尾翔太と小田裕太郎の2人が挙げられる。藤尾は昨年、シーズン途中に町田ゼルビアへ移籍し、J1昇格とJ2優勝を成し遂げる原動力となった。小田は昨年スコットランドのハーツへ移籍し、U-23の活動においても細谷が不在だった11月のアルゼンチン戦でスタメン出場を果たすなど序列は高い。また、本大会に向けて伸びしろに期待なのが植中朝日と福田師王。植中が所属する横浜F・マリノスは、昨年のJ1得点王アンデルソン・ロペスをはじめ前線に強力な外国籍選手も多く定位置確保は簡単ではないが、ポジション争いの中で急成長を遂げる可能性は高い。

福田はJリーグを経由せず海外挑戦を果たした逸材。今年1月には移籍先のボルシアMGでトップチーム昇格が発表されており、今後ますます注目される存在になることは間違いない。それでも、現状は細谷1強の色が濃い最前線。ここで挙げなかった選手も含め、海外組はもちろん開幕間もないJリーグからも細谷を脅かすような選手の登場に期待したい。