テレビを新たに購入した人や購入しようとしている人に向けて、テレビの設置方法や配線についてレクチャーします。テレビの設置に必要なものから、設置手順まで詳しく解説するので、「設置が不安……」という人はこの記事を参考に試してみましょう。

テレビの設置方法や配線がわからない! 必要なものから設置手順までを解説
(画像=『BCN+R』より 引用)

あわせて、設置したのにテレビが映らないときの対処方法も紹介します。ぜひ最後までチェックしてください。

テレビの設置に必要なもの

テレビの設置方法や配線がわからない! 必要なものから設置手順までを解説
(画像=『BCN+R』より 引用)

テレビを設置する際には、テレビ本体以外にも準備するものがあります。地デジを見るためには、以下の3つが必要です。

■テレビ電源ケーブル
■アンテナケーブル
■B-CASカード

テレビ本体をコンセントとつなぐ電源ケーブルと、テレビに挿入して使用するB-CASカードはテレビ購入時に付属しています。なお、B-CASカードとはICチップ入りカードのことです。有料放送やデジタル放送のサービス提供、著作権保護などの目的で使用されます。

そのほか、地デジ視聴にはアンテナケーブルが必要です。アンテナケーブルは各自で用意する必要があるため、家電量販店などでテレビを購入する際に一緒に購入するといいでしょう。

設置方法

テレビの設置方法や配線がわからない! 必要なものから設置手順までを解説
(画像=『BCN+R』より 引用)

 次は、テレビの設置方法について解説します。設置の手順は、以下のとおりです。

1. テレビを組み立てる
2. B-CASカードを挿入する
3. 配線する
4. 初期設定をする

■テレビを組み立てる
 まずは、テレビを組み立てましょう。テレビの取扱説明書をよく読んで、手順に従って作業を進めることが大切です。

 組み立てる際は、画面に強い力や衝撃が加わらないように細心の注意を払いながらテレビ本体とスタンド、部品を取り出します。また、スタンドを取り付けるときは、転倒防止のためにネジをしっかり固定することが重要です。

 その後、テレビの電源ケーブルをつなぎコンセント側にも挿します。地デジのみ視聴するのであれば、アンテナケーブルを地上デジタル/地上デジタル入力端子と記載されている端子へ接続すればOKです。

■B-CASカードを挿入する
 続いて、B-CASカードをテレビの挿入口に挿入します。テレビは電源とアンテナケーブルをつなぐだけで見られるわけではありません。有料放送やデジタル放送のサービス提供を受けるには、上述したB-CASカードが必要です。

 B-CASカードは、テレビを購入すると1台につき1枚同梱されています。挿入して問題なければ、テレビが映るでしょう。

 B-CASカードをなくすとテレビが見られなくなるため、大切に扱ってください。

■配線する
 BS/CSチャンネルも視聴したい人は、分波器の用意が必要です。テレビ本体の裏にあるBS/CSと書かれた入力端子に分波器を使用し、電波を地デジとBS/CSに分けて接続を行います。

 地デジ側の端子は地デジの入力端子へ、BS/CS側の端子はBS/CS入力端子へつなぎます。挿し間違えるとテレビが映らないため、気を付けましょう。

 そのほか、テレビとDVDやブルーレイレコーダーを接続したい場合は、HDMIケーブルを購入して、テレビと機器を接続します。テレビ裏側にあるHDMI書かれた端子にケーブルを差し込みましょう。テレビ録画用のUSBハードディスクをつなぎたい場合は、テレビ裏にあるUSB端子に接続します。

■初期設定をする
 B-CASカードを挿入して、テレビのアンテナケーブルが正しくセットされていれば、電源ケーブルをコンセントにつなぐことでテレビが映ります。

 テレビが映るようになったら、最後はチャンネル設定です。初期設定は基本的に画面に映った指示通りに行えば、問題ありません。指示に従い、住んでいる地域の郵便番号などを入力するだけで簡単に設定できます。

 なお、設定方法はメーカーによって手順や方法が多少異なることがあるため、注意しましょう。画面に従ってセットしていく方法が多くなっているようです。