日本で一般に流通しているクレジットカードに付帯している国際ブランドの中で、比較的メジャーなのはVisa・Mastercard・JCBの3つだ。
しかし、これらの違いを明確に理解している人は多くないだろう。新規でクレジットカードを作るならどれを選べば良いのだろうか。
基本的にはどれを選んでも問題ない
VisaとMastercardはアメリカ発の国際ブランドである。JCBは、1961年に三和銀行と日本信用販売が共同出資して設立された株式会社日本クレジットビューローが始まりだ。
この他にもクレジットカードの国際ブランドはいくつかあるが、日本国内での支払いに使うなら、Visa・Mastercard・JCBのいずれかを選んでおけば大きな問題はない。
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利便性重視ならVisa・Mastercardの2択
市場調査会社・イプソスが発表した「2020年キャッシュレス決済大規模調査」によれば、日本国内における国際ブランドのシェアはVisaが50.8%、JCBが28.0%、Mastercardが17.8%という結果になっている。日本国内で使うなら、基本的にはこの3つのいずれかから選べば問題ない。
ただし、JCBは昨今、海外展開を積極的に進めているものの、アフリカや南米にはまだ拠点がないことを考えると、海外で使うにはやや不安が残るだろう。
利便性を重視するなら、Visa・Mastercardのどちらかを選ぶのをおすすめする。