中国の李克強(リーコーチアン)前首相が27日、心臓発作で死去したと中国国営メディアが伝えました。
中国の李克強前首相が死去 68歳、心臓発作でYAWJQZfqPx
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 27, 2023
李前首相は2013年に首相に就任し、今年3月に退いたばかりでした。

今年3月、李克強前首相と握手する習近平国家主席 このとき習氏は李強氏を首相に推薦した。中国共産党新聞より
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中国専門家からも驚きの声があがっています。
国営テレビCCTVは、李氏が「上海でここ数日療養していたが、26日に突然心臓発作を起こし、蘇生のための全力の努力もかなわず、27日午前0時10分に死去した」と伝えたUzAiUIazQ
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「中国『軍事強国』の夢」(文春新書)出版 (@kenji_minemura) October 27, 2023
2カ月前に目撃された李克強前首相の健康状態は良好だったようです。
2カ月前、敦煌に現れていた李克強氏 動画で笑顔、「顔色良かった」 SZsoOf5FS
27日に急逝した中国の李克強(リーコーチアン)前首相をめぐり、今年8月下旬に甘粛省敦煌の莫高窟を見学した際の様子だとされる動画がSNS上に出回り、話題になっている。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) October 27, 2023
李前首相は共産党のエリート集団である共青団(共産主義青年団)の出身で、胡錦濤前国家主席の後継者とも言われていましたが、習近平国家主席に権限を取り上げられていったと言われています。
元々、習近平のライバルと、と言うより、本来は彼が主席になるべきと言われていた。自然死かも疑問だが、全ては霧の中。 VAfuaILRyx
— 馬場正博 (@realwavebaba) October 27, 2023
先ほど中国新華社通信は、今年3月に退任した李克強前首相が心臓病の突然発作で死去したと報じた。首相在任中は習近平最大のライバルであったが、政権から追い出されてわずか半年の突然死。今は詳しい情報は全くないが、やはり「謎の死」だったのだろうか。
— 石平太郎 (@liyonyon) October 27, 2023