2009年9月に登場したトヨタ ランドクルーザープラド(150系)は、モデル末期でも根強い人気(新車販売)を維持しています。

2023年10月でも登録が続いて、前年同月比増という絶大な支持を集めています。

すでに発表されているランドクルーザー250に後を受け継ぐことが決まっていますので、駆け込み需要もあるのでしょう。中古車市場でも当然人気が高く、高値安定傾向にあります。

目次
いまでも大人気の最後のプラド。価格も高値安定傾向
軽快感でえらぶならガソリンモデルか!?

いまでも大人気の最後のプラド。価格も高値安定傾向

最後のランドクルーザープラド(150系)。2024年、中古の狙いめ教えます
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

2009年9月に全面改良を受けたランドクルーザープラド(150系)。新しいランドクルーザー250シリーズに後を託すため、これが最後のプラドになります。

ラダーフレームを採用する本格オフローダーでありながら、オンロードでも快適な走りを披露してくれます。

ボディサイズは全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,835〜1,850mmで、決して小さくはないものの、国内の道路事情でも比較的取り回しやすいサイズに収まっているといえます。

また2列5人乗り仕様だけでなく、3列7人乗り仕様も設定し、イザというときの多人数乗車にも対応します。

2015年6月の一部改良で、2.8Lディーゼルエンジンが追加されたこともプラド人気に大きく貢献しています。同ディーゼルエンジン(最新型)は、最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nmというスペック。

悪路走破時のコントロール性も鑑み、数値から想像するほど(驚くほど)トルクフルとまでは言えない印象ですが、2.2t〜2.3tという重量級ボディをストレスなく動かすことが可能。11.2km/LというWLTCモード燃費で、使用燃料が軽油というのもポイントです。

アウトドアやウインタースポーツ、マリンスポーツなどで長距離走行も多いのなら、ありがたみを一層実感できるでしょう。

軽快感でえらぶならガソリンモデルか!?

最後のランドクルーザープラド(150系)。2024年、中古の狙いめ教えます
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

2.7L V6ガソリンエンジンは、ディーゼルエンジン車よりも静かで、フロントノーズの軽さから適度な軽快感をともないながら颯爽と走るイメージです。

246Nmの最大トルクはディーゼルエンジンの半分以下、最高出力120kW(163PS)も40PS程度低くなっていますが、ボディはディーゼルエンジン車よりも130kg(大人2人ぶん)程度軽いため、ストップ&ゴーが続く街中でもストレスを抱くシーンは少ないはず。

2020年8月の一部改良で、先進安全装備の強化やディーゼルエンジン車の最高出力向上などが盛り込まれました。