2023年12月27日より、1円スマホ等の過度な割引を規制することが、11月7日に総務省から発表されました。これにともない、株式会社IoTコンサルティングは、格安SIMやスマホの最新情報をお届けするメディア「ロケホン」にて、20代以下~60代以上の男女500人を対象に、「スマホ購入に関する意識調査」を実施。1円スマホや、スマホ端末の本体価格設定などについて質問していたので、その結果を見ていきましょう。
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全体の54.4%の人が「1円スマホ」の存在を知っていると回答
そもそも「1円スマホ」とは、携帯各社が新たな契約者獲得のためにキャンペーンなどの要件を満たすことで端末を「1円」という格安で販売する仕組みのことです。端末代を安くすることで、ユーザーを獲得し、毎月の通信料で利益を得るのが各社の狙いになっています。これを踏まえて、アンケートの回答を見ていきましょう。
まずは、「スマホを1円でも買えることを知っていますか?」と質問。すると、全体の54.4%が「はい」と回答しています。店頭やネット広告などで大々的にキャンペーンを行っている企業もあり、知っている人は多かったようです。
12月27日より上限規制が適用されることを知っていた人は約3割
続いて、「1円スマホ等の過度な割引が、2023年12月27日から規制されることを知っていますか?」と尋ねています。すると、「はい」と回答した人は全体の31.4%、残る68.6%は「いいえ」と回答しており、過度な割引への上限規制が適用されることは、あまり知られていないことがわかりました。