【2】動画広告市場推計・予測 <広告商品別> (2022年-2027年)

(画像=『RTB SQUARE』より 引用)
2023年の動画広告市場では、大手動画配信サービスにおけるインストリーム動画広告の需要増加が市場全体の成長をけん引しました。一方で、スマートフォン向けに提供されるインバナー広告の需要が好調に推移しました。
ソーシャルメディアにおいては、縦型動画広告を中心に、広告主企業による動画フォーマットを活用したコミュニケーション需要が引き続き旺盛です。
【3】縦型動画広告(※3)需要の推計・予測

(画像=『RTB SQUARE』より 引用)
縦型動画広告の需要が急増、2023年の市場規模は昨年対比156.3%の526億円に到達
2024年は773億円、2027年には1,942億円に達する見込み
大手SNSや動画配信サイトでは、縦型ショート動画コンテンツの視聴時間が急速に増加し、世代を超えた支持を受けつつあり、生活者の消費行動にも影響を及ぼす傾向が見受けられます。これを受けて、広告主企業による縦型動画を介したコミュニケーション需要が急増し、2023年の縦型動画広告の市場規模は昨年対比156.3%の526億円に達しました。
縦型動画フォーマットの普及は、広告主企業にとって新たなクリエイティブ制作の対応が求められることとなります。今後、生活者の日常における縦型ショート動画コンテンツの視聴時間が更に増加するとともに、クリエイティブ制作に関する技術発展により、広告主企業におけるクリエイティブ制作に関わる負荷が低減することで、縦型動画広告の需要はますます増加し、2027年に1,942億円に達すると予測します。