オリジナルGPTsの作り方

それでは実際にGPT Builderを利用し、オリジナルGPTsを作成する手順を解説します。

GPT Builder を立ち上げる

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
Chat GPTにログインし、左サイドにある①「Explore GPTs」をクリックし、右上にある②「+Create」をクリックするとGPT Builder が立ち上がります(画像=『オトナライフ』より 引用)

GPT Builderに作りたいGPTsの内容を伝えてタイトルを決める

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
GPT Builderに作りたいGPTsの内容を伝えます。するとタイトルの提案をしてくれるので、提案されたタイトルでよければ肯定して進みます。もちろん自分で考えたタイトルにすることも可能です。今回は「家の冷蔵庫にある食材で献立の提案とレシピを教えてくれるボットを作成したいです」と伝えたところ、 “Fridge Chef”というタイトルを提案されました。なお日本語で答えても基本的に英語で返答されるので、適宜ブラウザの翻訳機能などを利用してください(画像=『オトナライフ』より 引用)

ロゴを決める

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
GPTsのタイトルを決めると、タイトルに沿ったロゴを提案してくれます。気に入らない場合はチェンジすることも可能です。右側にはGPTsのプレビュー画面が表示されます(画像=『オトナライフ』より 引用)

GPT Builderと会話しながら内容を詰めていく

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
献立提案ボットということで「どういった献立を提案するか」「食材の成分が明確でないときに尋ねるか」「チャットのトーンはカジュアルそれともフォーマルにするか」などGPT Builderと会話しながら内容を詰めていきます(画像=『オトナライフ』より 引用)

最後に調整や追加

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
ここまで行うとプレビューから実際に作成したGPTsを利用できます。最後にGPT Builderが「調整や追加したいことがあったら教えてほしい」と聞いてくるので、今回は献立提案ボットということでいたずら防止のためにも危険物が食材に含まれているときは提案を拒否する機能を追加しました(画像=『オトナライフ』より 引用)

「Configure」からもカスタマイズ可能

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
ここまでは「Create」タブから自然言語でGPT Builderと会話しながらGPTsを作成してきましたが、「Configure」タグから直接項目を入力してカスタマイズすることも可能です(画像=『オトナライフ』より 引用)

完成!

【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
GPTsがカスタマイズが完了したら右上の①「Save」をクリックします。②公開範囲を「Only me(自分だけ)」「Anyone with a link(リンクが送られた人だけ)」「Everyone(全体公開)」の中から選びます。「Everyone」を選択した場合、③GPTsのカテゴリーを選びます。設定が完了したら④「Confirm」をクリックします(画像=『オトナライフ』より 引用)
【GPTs】ノーコードで自分用のChatGPTを開発!作例やオリジナルGPTsの作り方を解説
オリジナルのGPTsが完成です。なお今回作成したGPTsはサンプルで公開していませんのでご了承ください(画像=『オトナライフ』より 引用)

GPTsを作成・利用する際の注意点

GPTsを作成・利用する際の注意点についてまとめました。

プロンプトリーキング

プロンプトリーキング(Prompt Leaking)とは、公開を意図していない機密情報や専有情報を含む可能性のあるプロンプトを、意図的にリークさせる攻撃のことです。ChatGPTなどの言語モデルに対して、機密情報を引き出すような指示を行うことで、プロンプトリーキングが行われる可能性があります。GPTsを利用する際はアップロードした情報などが誰かに見られる可能性が常にあることに留意しましょう。

GPTsのプロフィール名

GPTsのプロフィール欄は、決済情報名義と紐づいているため、自分名義のクレジットカードを利用していると本名が自動的に公開されてしまいます。本名を公開されたくない場合は、「設定」→「ビルダープロフィール」へアクセスし、「名前」の欄をオフにしましょう。