カーボン帽体を採用したChallenger C GT

今回Challenger Fと共にテストしたのが、カーボン帽体を採用したLS2 Challenger C GTです。基本的な機能はChallenger Fと同等ながら、カーボンファイバーシェルによるカーボン模様と、専用の内装&ベルトを持つのがChallenger C GTです。


どんな角度から眺めてもはっきりとわかるカーボンファイバーならではの模様が、スポーティなイメージを駆り立てるChallenger C GT。スポーツバイクとの相性は言うまでもなく抜群! 各部のベンチレーションやシールドのラチェット部の仕様はChallenger Fと共通です。

じつはテスターのTOMOさんはカーボンモデルのLS2 Challenger C GTで九州までツーリングしたこともあるそう。片道1,000km超の長旅では、視界の広さはもちろん帽体の軽さや空力性能、静粛性、そして取り外しが簡単な内装にとても感動したそうです。女性の場合はファンデーションを使用するなど、内装が汚れてしまいがちですが、Challengerシリーズの内装は簡単に取り外しができて気軽に洗濯できる点は、TOMOさんも特にお気に入り。

Challenger C GTの内装はかぶり口にカーボン柄を採用しています。内装のデザインも専用としており、ストラップには一般的なDリング式に。Dリング部にはプルタブを装着しているので、グローブをしたままでもDリングとストラップの締め付けが簡単です。内装のスポンジは肌触りも滑らかで、速乾タイプの表面なので長時間の使用でも快適です。

気になるヘルメットの重量はSサイズが 1485 ± 50g、XLサイズで1590 ± 50g。Challenger FのSサイズとChallenger C GTのXLサイズがほぼ同等というほど軽い作りです。特に長時間のツーリングなどでは首にかかる負担も大幅に軽減できるはずでしょう。

今回はLS2のChallenger FとChallenger C GTの特徴と機能についてご紹介してきました。長年様々なメディアでテスターを務めてきたTOMOさんも太鼓判を押すChallengerシリーズの機能性は、ビギナーからベテランまで多くのライダーにお勧めできるもの。ぜひ店頭で手に取って、その質感や軽さ、機能性の高さを体感してみてください。