Windowsの言語バーとIME(Input Method Editor)に関連するプロセスの「CTFローダー」。一部のWindowsパソコンユーザーから、CTFローダーのCPU使用率が異常に高くなる問題が報告されています。

CTFローダーとは?機能の役割・CPU使用率が高いときに停止しても大丈夫?対処法は?
CTFローダーは、主に言語の入力を担うプロセス。CPU使用率が高いときに停止した場合、言語の入力は引き続きできるのか、そもそも停止していいのか機になりますよね(画像=『オトナライフ』より 引用)

今回は CTFローダーの機能や役割、CPU使用率が高い際に停止しても大丈夫かどうかについて解説します

CTFローダーとは

CTFローダーは、WindowsパソコンのIMEに関連したほとんどの入力機能を可能にするプロセスです。

CTFローダーとは?機能の役割・CPU使用率が高いときに停止しても大丈夫?対処法は?
CTFローダーはキーボード入力や音声認識入力、タッチデバイス、手書き認識入力など、入力機能を統合的に管理する重要なプロセスです。CTFローダーのCPU使用率はタスクマネージャーから確認できます。またCTFローダーのファイル(ctfmon.exe)はWindows11の場合、「Windows(C:)>Windows>System32」に格納されています(画像=『オトナライフ』より 引用)

CTFローダーのメモリ使用量は通常、何MBくらい?

CTFローダーのメモリ使用量は通常7MB~13MB程度で推移することが報告されています。場合によっては20MBほどまで上がる場合もありますが、必ずしも異常ではありません。ただし、80MB~100MBほどメモリを消費している場合は、異常だと言えるでしょう。

CTFローダーのCPU使用率が高い際のよくある原因

CTFローダーのCPU使用率が高い際のよくある原因には、以下のようなものがあります。

CTFローダーとは?機能の役割・CPU使用率が高いときに停止しても大丈夫?対処法は?
CTFローダーのCPU使用率が高くなる原因として、システムファイルに異常が生じている場合や 音声入力を利用している場合、サードパーティーのIME利用、オンラインゲームのプレイによる過負荷などが挙げられます。それぞれ詳しく解説します(画像=『オトナライフ』より 引用)

ファイルシステムやシステムファイルに異常が生じている

CTFローダーが異常に高いメモリ使用を示す場合は、ファイルシステムやシステムファイルの破損が原因である可能性があります。システムファイルの修復や、可能であればWindowsのアップデートを検討することをおすすめします。

音声入力を利用している

Microsoft のAIアシスタント「Cortana」などで音声入力を有効にしている場合、CTFローダーのメモリ使用量が高くなる場合があります。音声入力をオンにしている場合は、オフにしてみましょう。

サードパーティーのIMEを利用している

サードパーティーのIMEを利用している場合、CTFローダーに負荷が掛かっているおそれがあります。サードパーティー製IMEを一度アンインストールして、 Microsoft IME だけの状態でCPU使用率を確認することをおすすめします。

オンラインゲームのプレイ時に過負荷になるケースも

元々大きなデータをやり取りするオンラインゲームですが、プレイ中にCTFローダーが過負荷になるケースが報告されています。CTFローダーの使用率が上がるタイミングがゲームをプレイしているときかどうか確認してみましょう。