ライナー氏は、1981年に10年間連れ添った女優で監督のペニー・マーシャル氏と離婚したが、映画の制作中に女優のミシェル・シンガー氏と出会ったことで、その考えは一変。結末は、希望のあるものへと書き換えられた。
司会者のクリス・ウォレス氏が「涙を誘う結末は、ミシェルさんのおかげなのですね」と尋ねると、「その通りだ」と答えた。
なお、ライナー氏は作品が公開された翌年に結婚した。今も2人揃ってレッドカーペットに登場するなど、仲睦まじい様子を見せている。
フォトグラファーでもあるシンガー氏は、80年代に発売されたトランプ前大統領の著書「トランプ自伝」(The Art of the Deal)のカバー写真を撮影したことで知られる。アンチ・トランプ派として有名なライナー氏は昨年、英紙サンの取材に「彼女は大いに償わなけらばならないんだ」と冗談めかして語っている。