SNSをやっている以上、誰もが一度は憧れてしまう「バズる」という体験。バズった投稿が流れてくる度に「悔しいけどおもしろい……!」と歯を食いしばったり、渾身の投稿がバズらずに肩を落とした経験を、SNSユーザーなら誰でも持っているはずだ。
とくに企業担当者としてSNSの投稿を担当していたり、副業としてSNSを頑張りたいと考えていたりする場合、「どうすればバズるのか」、「SNSマーケターに外注するべきか」とお悩み中の方も多いことだろう。そのようなお悩みを解決する糸口になるポストが、今まさに話題になってバズっているのをご存じだろうか。今回はSNSのなかでも、とくにX(旧Twitter)でバズるヒントが書かれた資料を紹介していこう。
全168ページが無料なのに情報満載!?
今回ご紹介するのは、いぐぞー 旅するプログラマー@igz0さんのポストである。
いぐぞー 旅するプログラマー@igz0さんのポストによると、2年前に旧Twitter社が「そもそも拡散とは」や「拡散の起こし方」について徹底的に検証を行った際の資料が、なんと無料で公開されているとのことだ。
実際に、ポスト内のリンクを開いてみると、昨今のY2Kブールを彷彿とさせるおしゃれすぎるパワポ168枚に、拡散についての情報がぎっしりつまっている。拡散、現代ではバズりと呼ばれている現象がどういったものなのか、人はどのような心理で拡散を起こすのかについて丁寧ながらもわかりやすく解説しており、どんどんと読み進めてしまうほどおもしろい資料になっている。
実際に、コメント欄でも「これすごすぎる!」や「とっても参考になりますね! すごいデータだ!」といった賞賛の声が寄せられている。
2年前のデータでも、一読の価値あり!
充実の内容が神資料に感嘆の声が集まると同時に、コメント欄には「こちらの資料は2年ほど前のものです。本質は変わらないと思いますが、情報としては古いのでお見知りおきを」、「とっくにアルゴリズム変わってるでw」といった声も寄せられている。
たしかに2年もあればインターネット上ではさまざまな技術が次々と生まれて、時代が大きく移ろいでいる。そもそもの話、当時はTwitterであった社名すらX社に変更されているのだ。
だがいぐぞー 旅するプログラマー@igz0さんが紹介しているリンク先を見ていただければわかる通り、拡散という事象そのものを詳しく解説している。
人が拡散したくなる心理分析を基に、人の心を動かす投稿の作り方が記されているので、非常に勉強になる。もちろん、このデータが作成された当初とはユーザー数も認証マークの意味も大きく変化している現代ではあるが、SNSに携わる人であれば、一読の価値アリだ。