<TOP画像:シンクヴェトリル国立公園内にある滝。氷河の水が流れてきているので透明度が高く水が青々としている>
最近は日本でも火山のニュースが話題になったアイスランド。近年は観光ブームで毎年世界各地から多くの旅行客が訪れています。旅の目的はもちろん自然!アイスランドでしか見られない景色や体験を求めてやってきます。
そんな観光国アイスランドには旅の軸となる基本の観光ルートが幾つか存在します。リングロード、ゴールデンサークル、ダイヤモンドサークル、、、どれもキラキラした名前ですが、多くの旅行客(旅行会社も)はこれを基にアイスランド旅行の計画をしています。
その中でも今回はほとんどの観光客が訪れるであろうゴールデンサークルに焦点を絞って紹介します。
目次
ゴールデンサークルとは?
シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)
ゴールデンサークルとは?
ゴールデンサークルとはアイスランドを観光する上で最も有名な観光ルートです。首都レイキャヴィックからもアクセスが良く1日もあれば十分に回ることができるので、日数に余裕がない方にもおすすめです。
内訳は、「地球の割れ目」が見られる国立公園、地下から勢いよく蒸気が吹き出る間欠泉、そして日本ではみられないような大きな滝です。これだけでもかなり魅力的ではないでしょうか!
それでは詳しくお伝えしていきます。
シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)

その名の通り国が管理している公園ですが、同時にユネスコの世界文化遺産に登録されています。ちなみに自然遺産ではなく文化遺産への登録です。これは世界で一番早く民主議会が開かれた場所といわれており、アイスランドだけでなく世界史でもかなり重要な場所だからです。
もうひとつこのシンクヴェトリルの際立った特徴は、大陸プレートの間を実際に歩くことができるという点です!アイスランドは2つの大陸プレートが引き裂かれることによって生まれた国であり、実際にその裂け目を目で見ることができるかなり珍しい国なのです。

実際この公園に行くと歩道が整備されており快適に「地球の割れ目」を歩くことができます。見ただけではただの岩の壁にしか見えないと思いますが、思考は壮大に!ぜひ地球を感じてください。
注意)冬場に訪れる方は滝周辺の歩道が凍ってかなり滑りやすくなることが多いので、しっかりと装備をしてください。滝には行かないという選択も可能です。
現在は駐車場やお土産ショップ、トイレも公園内に設備されているので安心して時間を過ごすことができます。
レイキャヴィックから車でおよそ1時間ほどで着くのでアクセスも良く、たどり着くまでにもアイスランドらしい広大な自然を楽しむことができるので、ここを訪れるだけでも十分価値があると思います。